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数十年悩まされた犬の臭いが消えた…「きえ~る ペット用」で犬にとっても人間にとってもよりよい環境に〈善玉菌を探す旅 #8〉

コロナ禍になってから増加したペット需要。犬や猫、ウサギやリスといった小動物をおうちに迎える方が増えてきました。しかし、どんなにかわいい動物であっても、かわいくないのがその臭い。彼らのかわいらしさに癒されながらも、臭いに悩まされている方は少なくないようです。

「きえ~る」愛好家の方の中にも動物に関わるお仕事をされている方がたくさんいますが、環境大善社長・窪之内さんが今回お話をお聞きしたのは、株式会社ドッグスジャパンの代表取締役・山本千絵さん。

▲山本さんは犬の訓練の世界最高峰とも言えるIGP国際競技に、日本の代表として出場した経験もお持ちです。

福岡県太宰府市の春日ドッグスクールのトレーナーとして、ご自身も現場で働いている山本さんは「きえ~る」を4~5年にわたって使ってくださっています。そんな山本さんに「きえ~る」を使ったご感想や、お気に入りの使い方を聞いてみました。

山本千絵(やまもとちえ)さん
株式会社ドッグスジャパン代表取締役兼トレーナー。ジャパンケンネルクラブ公認訓練士、日本シェパード犬登録協会公認1等訓練士、日本警察犬協会。公認3等訓練士。幼いころからシェパード犬に関心を寄せ、小学6年生より訓練競技会に参加。シェパード犬の繁殖を手掛け、「ブランド シュヴァネン犬舎」として、日本一のシェパードも作出する。いつか自らが繁殖して育て上げたシェパード犬で、世界ナンバーワンを決める大会に出場する事を目標に、ドイツで行なわれているシェパードの世界大会「SVジーガー」を毎年のように見学している。

「臭いがない」が持続したのは初めてだった

窪之内さん:山本さんとの出会いは2年前でしたよね。「きえ~る」を使ってくださった山本さんから「感激した」とご連絡をいただいたと記憶しています。

山本さん:そうですね。私は「きえ~る」に出会うまで、犬のおしっこの臭いが染み込んだ土壌の臭いを消すために、木酢液をはじめとして、ほんと~うにいろいろな商品を試していました。
これまでも、商品を振りかけると、臭いが一瞬だけ消える商品はわりとあったんです。でも、2~3日経つと「うわ、くさっ!」となることがほとんどで……臭いがない状態が1週間以上も持続するような商品には出会えたことがありませんでした

窪之内さん:そんなときに、弊社の商品を手に取ってくださったんですね。

きえ〜る ペット(小動物)用 100mL

山本さん:ハンズマンに行ったときに御社の商品を見つけて、パッケージに惹かれて買ってみることにしました。最初に買ったのは100mLタイプだったので、広範囲には使わず、水に薄めて臭いが強いところにピンポイントで撒いてみたんです。すると、臭いがすぐに感じられなくなったのはもちろん、撒いてから何日経っても臭いませんでした

自分が意識して嗅いでいるから臭わないのかもしれないと思って、うちのスタッフにも嗅いでもらって「臭う?」と聞いたんですが、「いや、別に」という感じで。そのときは臭わない期間が2週間ほど持続しました。

きえ〜る ペット屋外用 500mL

山本さん:「これは本物だ!」と思って、今度は茶色のペット屋外用20Lタイプを購入して、10倍に薄めて敷地全体に撒いてみたんです。すると、広範囲でもやっぱり臭いがとれるんですよ。それで感激して、窪之内さんにご連絡させていただいたのがご縁のはじまりですね。

窪之内さん:犬の臭いと言うと、とくに気になるのはおしっこの臭いですか?

山本さん:おしっこはもちろんなのですが、犬の吐しゃ物の臭いも消えた気がします。
「きえ~る」を20Lタイプの容器から小さな容器へと詰め替えようとしていたときに、たまたま手を滑らせて液体を芝生にこぼしてしまったんですね。「もったいないことをしちゃったな~」と思ったのですが、液体をこぼした箇所がたまたま、犬の吐しゃ物やおしっこの 臭いが染み込んでいた箇所で。
それまでは消毒剤や洗浄液、ハイターなど、何を試しても消えなかったおしっこや吐しゃ物の臭いが、きえ~るをかけたことによって感じられなくなったんです。

窪之内さん:そのエピソードは弊社としてもありがたいですね。「きえ〜る」は、当時ホームセンターの店長を務めていた創業者の窪之内覚が、ペットのトイレの臭いが消えないというお客様クレームをヒントに開発した商品なんです。ペットの臭いも感じにくくなる商品をつくれたという自信が今につながっているので、創業者もきっと喜ぶと思います。

長く使う中で使用頻度が減っていった

窪之内さん:山本さんは「きえ~る」を4年ほど使ってくださっていますよね。使っていただく中で、「きえ~る」に対する印象や使い方は変わりましたか?

山本さん:3~4年使い続ける中で、「きえ~る」を使う頻度が少なくなってきた気がします。当初は夏場も冬場も、「きえ~る」を1週間に1度のペースで使用していました。
夏場はどうしても湿度が高くて、おしっこが染み込んだ土が乾きにくく、臭うことがあるので、今でも1週間に1度は撒いています。ただ、冬場の使用頻度に関しては2週間に1回くらいで、使わなくても臭いが気にならなくなりましたね。
また、臭いの強さも、以前は「やばいやばいやばい!すぐに撒かなきゃ!」となっていたのですが、最近は「そろそろ撒かないかんね」というくらいになりました。主観的なニュアンスの話になってしまうのですが、この変化は大きいと思います。

窪之内さん:確かに「きえ~る」を排水溝にかけて使ってくださっている方も、使用する頻度がだんだんと少なくなってきたというお話をよくされています。長く使っていただくことで、臭いが出にくい環境をつくることができる、とも言えるかもしれませんね。
僕たちとしては数量が売れたほうが短期的な売り上げにはなるんだけれども、臭わない期間が長くなれば、継続して使っていただくことにつながります。プロダクトをより信頼していただけるという意味でも、使用頻度が少なくなると言っていただけるのはありがたいですね。

犬の身体を拭くケアの選択肢のひとつに

窪之内さん:ほかにも、こんな使い方がよかったよといったことがありましたら教えてください。

山本さん:犬たちの身体を拭くのに使っています。犬のおしっこだけではなく、犬から発せられる臭い自体が気になるときに、水で拭く、消毒液で拭く、専用の液体で拭くといったさまざまな選択肢があるかと思うのですが、そのうちのひとつとして「きえ~る」を選んでもいいなと思いました。
安心安全を謳っている商品でも、殺菌力があるものだと、犬の身体に直接使うのはやはり躊躇してしまいますよね。その点、「きえ~る」は善玉菌を増やすという発想でつくられた商品なので、個人的には安心感があります

窪之内さん:確かに、ペットのトイレだけではなく、ペットの身体を拭くときに使ってみてよかったとはよく言っていただきますね。最近では、アパートやマンションなどの賃貸物件でも、リスやウサギなどの小動物を飼う方が増えてきましたが、臭いの強さが想像以上で、近隣のご迷惑になったり、退去時に敷金が多めにかかったりするケースが増えてきたと聞いています。

とくにウサギは体温が下がりやすく、洗った後のケアが適切でないと死んでしまう危険性があるデリケートな動物です。ウサギには汗腺がないので、臭いが気になることが少ない動物だと言われていますが、フンやおしっこが毛についてしまったときなどに「きえ~る」を染み込ませた布で身体を拭いていただくのも1つの方法ですね。

最近だと、リスを飼っているユーザーさんがInstagramでおすすめしてくださっていた投稿を拝見しました。爬虫類も電球をつけてゲージの中を温めると、臭いが上がってきやすいので、そうした場面で使っていただくのも良いかもしれませんね。

犬のおしっこがかかっても芝生が枯れにくい

窪之内さん:ちょっとお聞きしてみたいのですが、犬のおしっこで芝生が枯れることはないですか?

山本さん:犬によっては、おしっこで芝生を枯らしてしまうこともありますね。

窪之内さん:もしかすると、元気がなくなってしまった芝生にも「きえ~る」を撒いていただくといいかもしれません。

きえ〜るを入れた水を散布している北見市内の芝生

窪之内さん:実は弊社がある北見市では、市が管理する芝生に「きえ~る」を入れた水を撒いてくれているのですが、芝生の管理が楽になったというお声をいただいています。畑や芝生、ゴルフ場など、さまざまな場所でお使いいただいているんですよ。

山本さん:そうなんですね!「臭いを消す」という用途しか頭になかったので、芝生の話は盲点でした。
実はこれまでも、芝生のグラウンド周りに芝生を元気にする薬を入れたペットボトルを置いておいて、外来のお客様の犬がおしっこをするたびに撒いてもらうようにしていたのですが、それでも芝生が枯れてしまうことがありました。
芝生用の薬を購入する費用も安くはありませんし、犬を遊ばせながら芝生の管理もするのは難しいのかなと諦めていたのですが、もしも「きえ~る」1本で、臭い対策も芝生管理もできるなら、一石二鳥ですね。
ドッグスクールの芝生グラウンドは片面400坪くらいあるので、すべてには撒けませんが、余裕のあるときは試してみたいと思います。

「臭いがない」をドッグスクールのアピールポイントに

窪之内さん:ここ数年で動物愛護法が変わったり、コロナ禍でのペット需要が急増したりとブリーダー・ドッグスクール業界をとりまく環境もずいぶんと変わってきていますよね。山本さんが運営するドッグスクールでも、そうした変化を感じますか?

山本さん:そうですね。動物愛護法が変わったことで、劣悪な環境のトレーニングスクールは淘汰されましたよね。犬好きの方はそうした動向を厳しくウォッチしていますし、今後もそうした流れはますます強まっていくと思います。
また、ペット需要が急増したことで犬の価格も急騰しました。これまでは数万円だった犬の値段が60~70万円になっているケースもあります。

私たちも犬たちにとって居心地の良い環境づくりをするために値段を上げさせていただきましたが、そのための投資先の一つが「きえ~る」なんですよね。ちなみに、私たちのドッグスクールは「犬の臭いがしないので、臭いを嗅ぎにきてみてください」と「臭わない」をアピールポイントにしているくらいです(笑)。

たくさんの犬を飼育しているブリーダーさんや、勤務体制上、こまめにお世話できない警察犬などは、どうしても手入れが行き届きにくいところがあります。そうした犬たちがいる場所にこそ「きえ~る」を使って、犬たちにとってよりよい環境をつくってほしいですね。

文:佐々木ののか

春日ドッグスクール

住所:福岡県太宰府市北谷905-117 春日ドッグスクール
電話番号:092‐920‐1230
営業時間:9:00~19:00

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