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真面目すぎると言われてしまう人

“マジメさに
価値があるのは
義務教育までよ

あっ
真剣なのはいいことよ

でも苦手を克服するのは
テストの点の取り方の方ね

それにマジメさ・・・
イイ子でいることを評価してくれるのは
そうだと楽な先生と親だけでしょ?”

(『ブルーピリオド』第4巻14話より)


 
真面目なのはとっても素敵なことだし
それもその人の立派な才能の1つ

ただ
それだけにとらわれてしまうと
呼吸が浅くなったような
肩がこわばった姿勢になってしまったり
表情がひきつった不自然な顔になってしまったり・・・

僕自身が昔はまさにそういうタイプでした

とはいえ「真面目すぎる」と言われたところで
じゃあどうすれば良いか?ってすぐには分からなかったし
分かったところで一気に抜きすぎたり
遊び心を持ち過ぎて変な方向に曲がっていったりもしました
 
 
 
いつからでしょう

おそらく20代前半ごろに
すごく仕事はできるのだけど
休憩中や飲み会などでは良い意味でものすごくゆるっとした先輩がいて
オンとオフの切り替えだけでなく
仕事中にも自分がやるべきことと誰かにお願いすることはしっかりと分けてらっしゃる姿を見て
こんなにすごい先輩でも【ちゃんと力を抜いている】と気付かせてもらったことが
自分の変化のきっかけになっていたような気がします

一度それがわかると
輝いて見える方々の中には
“良い力の抜き方”をしている方って
結構いらっしゃることに気付き
自分もそういったところを目指すようになりました
 
 
 
急にすべてを入れ替えたり
180度変えるということではなく

1個ずつ背負っていた何かを降ろしていくような
1つずつがんじがらめになっていた思考をほどいていくような

それを急な違和感なしにできるペースで
少しずつぱんぱんになった空気を抜いていくようなイメージで慣らしていったことで
いつか誰かが言ってくれた“程よい抜け感”というところに辿り着けたんじゃないかと思っています
 
 
 
今の自分を変えたい
変わりたい

そんなときってついつい焦ってしまいがちですが
まず今ご自身の中にある力や気付きも大切にしながら
良いイメージで目標を定めて
少しずつ積み上げていかれることも大切なのかなと思います

どうかあなたらしさを失わずに
無理なく歩んでいかれますように。



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