ギャルマインド
ギャルと聞くと、僕らの世代では90年代に流行していたルーズソックス、ガングロメイクといったイメージが先行してしまいそうですが、
服装も年齢も性別もセクシャルも関係なく、ギャルマインドを持つ人をマインドギャルと呼ぶようです。
初めに聞いたときは「???」と思っていましたが、
深堀りしていくと、ギャルマインドってすごく大切な感覚で、
実はすでに心の中に持っている方も多いかも知れません。
心理カウンセラーとしての心構えやスタンスとも近いと思える部分がたくさんありました。
①アゲ(他人ウケより、自分ウケ)
気持ちが上がる状態のこと。
自分を主語にして生き、楽しいもの、テンションが上がるものを見つけながら自分を活かしていく考え方は、
“自分軸”というところに大いに繋がっているように思います。
②フラットな視点・態度
TVでも拝見したことがありますが、会議で先入観や固定観念のないギャルを投入し、
役職や肩書などを公開しないなどして、柔軟にフラットに意見やアイディアを出し合うという活動が実際に取り入れられています。
最低限の礼儀を持ち、他を尊重しながらも、フラットな視点で物事を観ることって、
すでに社会の様々なところで大切であることは認識されているかと思いますが、
今後、益々大切になってくるものなのではないかと思っています。
③リアクション多め
ひらく、共感する、褒める、拡げる。
興味や好奇心を持って相手に接することに始まり、
そんな風に共にアゲ、支えていく姿勢というのは、
まさにカウンセリングマインドなのではないかと思ってしまうほど。
④直感性
確かにギャルマインドを持つマインドギャルと呼ばれる方とお話をしていたり、お話をお聴きしていると、
返しが速かったり、その内容がものすごく的確だったり、勉強になることが多々あります。
“気付き”と“学び”を常に繰り返していらっしゃるのでしょう。
ギャルとは一過性の流行ではなく、
永遠に心の中にあるものなのかも知れません。
そして、自分の中にもあるギャルマインドが、
自分を支え、盛り上げてくれることも大いにあるかも知れません。