引き金
ある出来事や言葉が引き金となって
こらえきれずに流した涙
抑え切れなくなった思い
ためこんで溢れてしてしまった感情
引き金はひとつのそれだったとしても
それまでに色々な要素が絡み合っていたりする
かかった時間が長かったり
関わった人の数が多くなれば
さらに深く複雑になってきたりもする
どうやってほどいていこう?
途方に暮れるのではなくて
時間をかけて少しずつほどいていく
ほどけた先の未来を想像してみること
まずはここまでの自分自身を労ってあげること
持ちすぎた荷物をいったん降ろしたり
溢れそうな思いをいったんテーブルに広げてみること
今すぐに取り掛かれるものから
少しずつやっていくこと
それぞれが自分自身を満たしてあげること
そこから浮かぶ思いや感情を整理していくこと
照らし合わせてみること
繋げていくこと
紡ぎ直していくこと
ひとつほどけたのなら
ひとつやわらいだのなら
そこから入ってくる風を
あたたかく迎え入れてみる
たくさんの“ここまで”を経て
今“ここから”できること
一歩一歩
踏みしめていく。
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