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流行に触れる

若い頃
好きなものは好き
嫌いなものは嫌いという傾向が強かったので
流行っているから買うとか
みんながそうするから僕も一緒にするというのが苦手でした

ちょっとひねくれていたところもありましたし
ちょっとずれている方がかっこいいと思っていたようなところもあったと思います

でも子供の頃ってそれはそれで不安になったりもして
結局はみんなと同じ方に嫌々ながら進んで、あとで後悔したり・・・



食べ物の好き嫌いがほぼなくなった20代の終わり頃あたりからでしょうか
選択の幅が広くなったなと感じています

流行のモノや言葉や考え方などに対しても
自分がときめかなかったら見向きもしなかった頃とは違って
とりあえず触れてみるということをしているからなんだと思います

なぜこれが流行るのか?
これはどんな風にして編み出されたのか?
これの良さは何なのか?
これを自分により良く取り入れるために何かアレンジはできないか?

流されはしないけれども
流れには逆らわず
心地好い具合で乗ってみると
すーっと馴染んだりして
それが自分にドハマりするなんてことも



閉じるのをやめて開いてみると
入ってくるものの幅が拡がってきたり
手を伸ばせるものが増えてきたりして
自分に新しい色が加わるような楽しさがあります

加わった色が
今ある色と並んだり混じったりすることで
思考や言葉、行動や表情にも新たな彩りが生まれたりする

すっごくわくわくするんです

年々“生きる”ということが
楽しくなっていっているような気がします



色々な変化や研鑚を繰り返して
もっともっと大きく
もっともっと柔らかい光で
誰かの今日をやさしく照らせたら良い

そんな風に思いながら
今日もここにいます。


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