ノーコードツール『Click』体験②|ワクチン接種後の健康状態管理アプリを作ってみる
ノーコードツール『Click』を使ったスマホアプリ作成の2回目。
前回でノーコードツールの使い方には慣れてきたので、今回はワクチン接種後の健康状態管理に使えそうなアプリを作ってみよう!
前回の備忘録
作るアプリの運用イメージ(案)
・ワクチン接種した人が、自治体や医療機関へ「③ワクチン接種後の健康状態を送信」する際に使えるアプリ
・不特定多数の人が使うtoC向けアプリなので、ログイン画面はなし
・送信データはClickのクラウドに溜まるので個人情報は送信させない
データベース設定
ワクチン接種後の状況を溜めていくテーブルを作成。項目は「接種券番号」「区分」「体温」「筋肉痛有無」「吐き気有無」「痛み有無」etc
(個人情報は格納しませんが、後から個人特定に使えるように接種券番号は登録できるようにしておきます)
「区分」は、当日の状態か2週間後の状態かをドロップダウンリストから選べるように、別テーブルで選択肢を作ってリレーションを張っておきます。
キャンバス設定
こんな感じで、ワクチン接種後状況テーブルへレコード追加するだけのフォーム入力画面と、送信ボタンクリック後に表示させるメッセージ画面を作成。
とりあえず完成!!
自治体のサイトへのリンクを張ったりとかもしたいところだけど、とりあえずこれで最低限の機能は完成!今回はClick2回目なので所要時間15分くらいでした笑
接種した人がアプリから健康状態を入力してくれれば、データベース側はこんな感じでデータが溜まっていきます。
・このデータベースから、ワクチンの副反応や健康状態の集計調査も可能
・事後フォローが必要な人は、自治体側で接種券番号より個人特定(ここは非クラウド連携)
リアル事業でのノーコードツールの使い方
ノーコードツールをいろいろ試してみることで、特性もだいぶわかってきました。
・完璧なアプリでなくても良い
・今すぐリリースして事業で使いたい!
・作ったアプリは来年以降は使うかどうかわからない
みたいな条件の時にハマりそうです。
特に、今はコロナ禍で状況も刻々と変わるので、次年度予算を確保して要件定義して調達かけてベンダが構築して・・といった従来のやり方だと現場ニーズに間に合わず、ノーコードの方がハマるケースも増えているはず。
かといってベンダ開発も、機密性・完全性・可用性がしっかりしたアプリをつくるためにはやっぱり必要。切り分けるためには、ノーコードでどこまで出来るか知っておかないといけない。いろんなツールがどんどん増えているだけに、もっと勉強しないと..💦
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