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余呉小中学校5年生森林学習

余呉小中学校5年生の森林学習「森林とわたしたちのくらし」に呼んでいただきました。

実際に現場を知る人にお話を聞こうという趣旨で、事前にいただいた学習内容には

・日本や余呉の山の現状(天然林、人工林など)

・林業で働く人について(間伐や下草刈りなど)

・森林を守る取り組みについて(ナショナルトラスト運動など)

とあり、あまりに広範囲でましてや私は林業職でもないので、どう進めようか頭を悩ませ「人工林×天然林×ダンス」を作りました。

まず人工林で代表的なスギとヒノキを写真でその特徴を覚えます。スギは知っていてもヒノキを知らない生徒が多かったのが意外でした。

次に、天然林の代表としてブナとアカガシを覚えます。ついでに針葉樹と広葉樹、常緑樹と落葉樹という分類も軽く触れました。

覚えられたら写真に合わせて踊ります。ヒノキは左手を上げる、スギは右手を、ブナは両手を、アカガシは手を上げない。写真をランダムにループして、水曜日のカンパネラ「エジソン」をバックに踊りました。

こうして4つの木の特徴を覚えたら、NHK for schoolの「未来広告ジャパン!森林とわたしたちのくらし」(10分)で土砂災害や林業について学習し、グーグルアースで余呉の周りの森林の様子を確認。土砂災害については昨年8月の高時川の氾濫と今も続く濁水の問題について考えました。

森林を守る取り組みについては山門水源の森のナショナルトラストと山門湿原を再生させた保全活動について紹介。ブナとアカガシが同居する気候帯の境界であることもお話ししました。

最後は伐らない林業としてメープル部会の取り組みを紹介。その後質問を受け50分間の授業は終了しました。

特にメープルに興味を示している生徒が多く、終わってからも色々質問を受けました。幼木が20年後に樹液が取れるようになると話すと20年後は30歳かと採取を考え出す生徒もいたのが頼もしかったです。

#余呉小中学校 #森林学習 #メープル部会 #ながはま森林マッチングセンター

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