見出し画像

3分韓国語: 합니다(第53回)

안녕~! 韓国語とっちゃん です。
                            
本日より新しいパッチムをお伝えしていきます。
本日ご紹介するパッチム "ㅂ" を、あと何回か集中的にご紹介したら、いったんパッチムの説明は終了にします。あわせて、二重母音の説明も終了します!

では、発音を先に確認し、次に意味を確認しましょう! 

本日の言葉の発音

・합니다 (ハムニダ)
 ㅎ(は行)+ㅏ(あ;a)+ㅂ(ぷ;p)=합(ハプ)
 ㄴ(な行)+ㅣ(い;i)=니(ニ)
 ㄷ(だ行)+ㅏ(あ;a)=다(ダ)

発音については、本日2つ説明しないといけません。

まず、"합(ハプ)" について。新しく出てきた "ㅂ(ぷ;p)" ですが、イメージとしては、英語の "pop" とか "hip" とか "lip" とかの最後の "p" に近いです。
それぞれ英語で発音すると、最後に「プ」と破裂音が口から漏れますよね?
一方、韓国語では音を漏らしません。「プ」と言ったつもりで、口を真一文字に閉じて終わりです。これが、韓国語の「プ」です。

一緒にゆっくりやってみましょう。
"하(ハ)" まではいいはずです。日本語の「は」と一緒ですので。
口を開いて「は」と言えばOK。つぎに、すかさず口を真一文字に閉じて、
「プ」と言ったつもりになります。つもりです。音は漏れません。これで、"합(ハプ)" です。
口を真一文字に閉じることがミソですよ!

次に、"합니다" と書いたときにはなぜ、「ハムニダ」になるのかを説明します。
"합니" を「ハプニ」 と言ってみてください。けっこう、面倒だと思います。
「プニ」のところが。なので、韓国語では言いづらい音は変化していきます。
この場合は、同じく口を真一文字に閉じるパッチムの "ㅁ(む;m)" に変化します。なので、"함(ハム)" と発音します。※文字自体は変化しません
よって、一連の発音は、"함니다(ハムニダ)"となります。※もう一度書きますが、文字自体は変化しません

発音について2段階で説明しましたが、これらの結果、"합니다 (ハムニダ)" となります。発音の難しさは★3でしょうか。

本日の言葉の意味

次に、意味についてです。本日の言葉は、よくみなさんのイメージする韓国語の「ハムニダ」のことです。意味は、「~です/ます(堅苦しい丁寧語)」です。
例えば、"감사합니다(カムサハムニダ;感謝します)" の「ハムニダ」ですね。
以前にメルマガでお伝えしましたが、日本語の熟語で、後ろに「~する」と付けられるものは、全部この "합니다 (ハムニダ)" を付ければ、「~します」と言えるんです。
「勉強します」でも、「留学します」でも、「読書します」でも、それぞれの熟語の部分のハングルさえ分かればいいんです。しかも、今までお伝えしたとおり、発音は日本語の音読みに結構近い。
だから、動詞の語彙がどんどん増えると思いませんか?

意味についてもう一点。
"합니다 (ハムニダ)" の響きは、堅く聞こえます。いわゆる軍隊や体育会系の部活や、企業で使われる言葉だからです。
なので、女性がプライベートで "합니다 (ハムニダ)" と言っていたら、警察か軍隊関係者かな?と思ってしまうかもしれません。そうじゃないのに使っていると、ちょっと引くかもしれません。ご注意を!

本日はここまで! 안녕~!

いただいたサポートは、韓国ネタを仕入れるための韓国旅行のために積み立てさせていただきます!!カムサハムニダ〜 ^ ^