12・3戒厳令によるクーデターは、まだ終わっていません。韓国草の根塾オンラインセミナーの過去動画をごらんください
ユンソギョルをはじめとするクーデター加担者の逮捕と裁判を早急に行う必要がありますが、ハンドクス大統領代行が与党側の立場をとっているため、憲法裁判所の３名の裁判官の補充も行われず、またクーデターやキムゴンヒの特別検察も宙に浮いたままです。27日の国会でハンドクスは弾劾されるでしょうが、次に来る代行の代行の経済企画部の長官も果たしてどんな態度、判断をするのか心配です。
今になって気が付いたことなんですが、もし12・3のクーデターが成功していたら、南北間での局地戦がはじまり、在韓米軍と在日米軍は作戦を始めますし、同時に自衛隊にもなんだかの形での協力や後方支援が求められたと思います。また、今使っているインターネットも切断された可能性もあるわけで、本当に危ないところだったと、今更ながら感じています。
日本に報道されたか確認していませんが、今回のクーデターでは対北用の特殊部隊が動員されています。クーデターのプランを立てたと言われているノ・サンウォン元情報司令部長官は様々な破壊活動を行って、それを北の仕業と宣伝、扇動して北との局地戦をやり、これを戒厳令の根拠にするという筋書きでした。そして、特殊部隊の何人かがまだ基地に戻っていないのではないか、という質問が一昨日の国会でありました。１チームは清州空港、もう１チームは在韓米軍のサード基地に爆薬を仕掛けて爆破するというものだそうです。国防部次官は全員基地に戻ったと言っていますが、１チームはまだ外にいるという情報もあるそうです。とにかく、めちゃくちゃな計画をたてたわけで、実行されていたら、本当に危ないところだったと思います。
さて、ユンソギョルの大統領当選から４回ほど、オンラインセミナーで関連テーマを田中が話した動画があります。しばらく公開しますので、時間のある時にでもご覧ください。
もし興味があれば、ぜひ韓国草の根塾の会員になって下さい。入会希望の方は田中までメッセージをお願いします。
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第94回 0312_韓国大統領選挙結果の分析とこれからの展望~
第169回韓国の反共保守、ニューライト、そして極右
第198回４・10総選挙と韓国の政治状況
第220回ユンソギョル政権とキムゴンヒリスク