Come blow your horn (2024)
最初に。
これはレポではない。
あくまでも私が感じた可愛い瞬間を、素敵だと思った瞬間を、後から思い出すためのキッカケとして、大量に書き殴っただけのものだから。
劇場の風景や、動きや、表情や空気を、いつでも脳内に降臨させられるように書いたものだから。
https://comeblowyourhorn2024.jp/
お話の流れ
1幕:
兄(アラン33歳)が彼女ペギー(上階に住む22歳の女優志望の子)とスキー旅行から帰ってくる
弟(バディ23歳)が、家出して一人暮らしのアランを訪ねる
バディが荷物片づけ中に、パパが訪問してアランとけんか
コニー(アランの本命彼女24歳)が訪問してきて、バディ追い出される
アランは仕事相手に女の子あっせんするためお出かけ、バディにペギーと会わそうとする(映画のプロデューサー、マンハイムになりきれ、と指令)
ペギーと思って玄関を開けたら、ママ!
ママに家に帰ってもらうべくバディがタクシー拾いに出てるうちに、大量の留守番電話。ママ大混乱
ママを無事帰したところに、ペギー現る(バディはマンハイムさんになる)女子のアプローチにメロメロなバディ
パパが突撃訪問、ペギーを家に帰し、パパと丁寧に!話し合う(うまくいきそうだったのに最後ペギーによって台無しになる)
ドタバタの中、アラン帰宅
ベイカー家男性3人で大ゲンカ→ パパ怒って息子2人を会社クビにして帰る
アラン、コニーに振られる(暗転)
2幕:
バディ、遊び人になる(ダンスしたり、お酒飲めるようになったり)
ペギーが訪問してきて、バディは完璧にマンハイムさんを演じる(アランびっくり)
その流れで、アランと大喧嘩。もう別に暮らそうという話にまでなる
突然ママが家出して訪問してくる(大騒ぎ)
その後パパがママを追って訪問
ここからぐっちゃぐちゃに会話入り乱れる
そこに更にコニーが、別れ話?で訪問。アラン大慌てでコニーに求婚(並行してパパママバディ大騒ぎ)
大団円。
前後シーン順がおかしいところあると思うけど、思うがまま書く
一幕(1,2幕)思ったこと
最初に玄関ドアをちょっとだけ開いて顔を出すおどおどぶり、かわいい
両手で荷物抱えてくるところ好き
「靴下8足持ってきた。それってボクにとっては永遠ってことぉー」の延ばすところかわいい
ピンって手を膝に突っ張って、足揃えてソファ座ってるところ、いとおしい
朝4時に帰って、パパが鳴いた「コケコッコー」の真似をするお尻側で手をパタパタするやつ、「ピヨピヨ」ってひよこの真似する声と動きかわいい(ところで前日に意に沿わぬ誕生パーティーしてて、そのあと誰と朝4時までお出かけしてたの?)
(アランに若者が黒のおっさんぽいスーツ着てるんじゃない!って言われて)「黒じゃないもぉーん、チャコールグレーだもんっ」がしょんぼりかわいい
アランとコニーのやり取りのところ、コニーのキュートさが際立ってて好き。お仕事と結婚で悩むのはどの時代でも同じなのかなぁ? それに引き換え、アランの遊び人感はちょっとひどかった笑 彼女大事にしなよ…
悪いニュースといいニュース(ペギーにアランが電話してるところ)で右手と左手開いて「いい」「悪い」を表現してるのに、たまにわけわからなくなって、いいも悪いも両方同じ手になってて、混乱伝わってきてて好きだった
飲んでるスコッチ、中身は何ですか? こーちさんコーヒー飲めないからコーヒーでもなさそうだし、でもかなり黒めだったから。。ウーロン茶とか?
あの、スコッチ+ジンジャーエール飲んだ時の、うえぇぇぇって不味そうに顔しかめてるのカワイイ
パパとアランがケンカしてるときに、寝室から顔出してるとこラブ
「チッキーパーカー…」名前を復唱して口あんぐり、手で顎を戻す(かわぃぃぃぃぃ
ママが最初来た時に、2人で息揃えて「はぁぁぁ(ため息)」ママは大好きだけど息苦しい感じ、すごいよかった
毎度ママ用のお水を栓抜きで上手く抜けるのすごい
過保護ママなのに、牛乳は息子に買ってきてもらうのおもしろいな(それもバディは2年間軍隊で外国に行ってたはずだけど、その間どうしてたの?)
少し駄々っ子みたいにママと話してるのかわいかった。「来るのはおんなのこじゃなぁい!! ちなう、おんなのこだけど…」みたいな
ママの留守番電話テンパりが、キュート。「覚えますんで早口で」「復唱できません、忘れちゃうので」(ニュアンス)上品だけど、おうちにいる奥様感が良かった。最後全てを投げ出して帰る笑
ペギーにスコッチ注いであげるときに、キャップを超速でくるっくる回して開けてるの、毎度笑っちゃった
ペギーと話すときの照れとうれしさと、マンハイムさんの声の最適なひっくり返り具合良かった
ペギーの「経験をお聞きになりたい?」バディ「そぉ↑んなでもないですよぉ」の誤解っぷりサイコー
パパが来るときに、慌ててウイスキーグラス片付けて1回こぼしちゃったの良かったな。「こぼしちゃったぁ(中の人感)」ってその辺一生懸命拭いてた
アランと一緒にいるときに、グラスのお酒全呷りして、顔にべっちゃべちゃにこぼして、ずっと顔ぬぐってた時も可愛かったし、その後テンパってマンハイムジャケット(青ベルベット)にこぼした後は、ペギーの衣装に液がつかないように細心の注意払ってて、こーちラブって思った
パパに殴られそうになった時の、ごめんなさぁーーぃ… クソッ(ハマ)
「はぁいパーパ!」ってペギーの真似してるシーン好き
パパ、アラン、バディの3人シーンで、ペギーのせいでパパとの交渉が上手くいかなかった&アランのお仕事相手と齟齬が生まれたあたり、①ソファでクッション2つに頭うずめて腕後ろにじたばたしてる姿、 ②ソファでクッション2つに頭うずめて、手を前にだらーんとしてうずくまってる姿、③クッション持って壁とお友達になってる姿、④壁にクッションつけて顔埋めてバタバタしてる姿、めっちゃパターンあってかわいかった
1幕のバディ、ほっぺを少し赤くメイクしてて、おぼこ感だしてた(2幕はシュッとしてる←関西人)
どこか忘れたけど、慌てて寝室に入るときに、何度か(アドリブ?ホントの失敗?)ぶつかってて、「イテッ」「クソッ」って声出たり、ドアノブに「ごめんね」って謝ってて、中の人漏れ出てる……ってちょっとうれしかった。それだけ役と本人が融合してたんだよね。
二幕(3幕)思ったこと
パンツがタイトになってスタイルの良さが際立ってた
でもサスペンダーなのは変わらずで、いいとこの坊ちゃん感
最初のダンスのキレがよくて、ホント楽しそう
おしり振ってるのも、横向きでかわいいしかない(スノーせくしぃだよぉ?のとこ)
少年が思いっきり背伸びしてカッコつけてる感じが見て取れた
前髪が一筋垂れてて、富士額がちゃんと見えるの、こち担落としに来てる
ソファに座ってるアランの横に、足さばいて(振り上げて)座るところは恋。毎度分かってるのに、脳内で「足ながぁ……♡」って思う
同じく直後に、スコッチ傾けて「色々もんだぁーーい、があるから」って言いながらバーカウンターに座ってるときの足の組み方も、超絶かっこよかった。
お兄ちゃんとのケンカでは言いたいことストレートに言えてて、掛け合いとセリフ量鬼過ぎ。尊敬
2人ともすごく感情発露してるのに、ところどころ抜き?(相手の真似)のせりふも入ってて、コントラスト含めてすごかった。
ロッコは俺のとっこや~! ロッコ・トッコヤーノ!(笑)
個人的には「俺はアランのコピーだよ…(哀愁)」のセリフが好きだった。自分らしく幸せになってほしい、と泣きそうになる
更に「あったかい蛇口と冷たい蛇口、どっちがオレの?(ニュアンス)」も泣きそう。言われるがままマネして楽しく過ごしてるのに、全否定されてて、それも兄の真似だってことは自分が一番わかってるという。
ここからは、ぐちゃぐちゃ大団円
ママが乗換を毎度丁寧に説明してくれるたびに「しょうがないなぁ、ママ」という気持ちにさせられる。自分で何もできない感じがカワイイ
アランに「俺のルームメイト」って言われてそっと手を挙げるママもかわいい
パパが現れて、驚きすぎてママとパパの前でも派手ジャケット脱ぎ忘れてるバディ、好き
コニーとアランが求婚&ケンカしてるときの、パパとバディのやり取りがいつも面白かった。バディ→パパへの、気を付けしなさい!とか、指差されて台所に押し込んだりとか、押した押してないの不毛なやり取りとか…畳みかけてきて、最後の公演の方は、2人で向かい合って自転しすぎて笑い堪えられなくなった挙句、舞台装置側見て笑っちゃったりして、良かったなぁ。ずっと真剣なコニーすら、この状況に笑ってお芝居止まってたもん。
ママに一人暮らし?許してもらった流れで、E.T.みたいに人差し指くっつけてお話しするアドリブも好きだった(週末はご飯食べに帰ってきなさい、洗濯物も持ってくるのよ…って)
最後の「パパ、僕には何も言ってくれてない」が幼子のような拗ねを感じて愛おしかった
一方の、手を使って断言(逆張り)する振り入れながらのパパの「俺のNOはYESだ」が、初めて聞いたときは?????で、パパの照れとバディの理解できないが両方含まれてて良かったな
そして、幕引きの……ソファに座っての最後のシーン。スポットライト当たってて、かっこよかった
それ以外の感想
全体的に、バディもアランもママも毎回ちゃんと電話線片付けてるのエライ
こーち足長い
こーち体薄い
ペギー、コニー、ママ共にキュートで愛されるキャラで、そして細い。イメージカラーがあるのか、ペギー:赤・ピンク、コニー:青っぽい、ママ:緑、それぞれお似合いだった。
出張の民なので、コニーのスーツケース(旅行バッグ)がかわいくて、いいなぁって思った(実際には重いし使い勝手悪いから買わないんだけどさ)
全員のキャラクターがとても可愛くて、東京で見たときはパパだけ厳格を背負ってたけど、大阪に来てからはパパすらかわいかった。
パパは、時代の流れで自分が生きてきたようには息子たちを動かすことができず、でもいい環境で生きてほしい、って愛情があっての束縛や禁止事項なんだろうから…親の気持ち子知らず。
ママも、子供たちを大事にして生きてきて、パパの暴君ぷりにも耐えてきたんだろうね。幸せになってくれ。
コニーとアラン。お幸せに。既にコニーが尻に引いてる感じはあるけどね♪
ペギー、いつかマンハイムさんはアランの弟だと知るときが来るのか?はたまた……
最後に、バディ、遊びだけじゃない、アランの真似じゃない自分らしい生き方を見つけて、どうか幸せになってくれ。
大千穐楽
ライブも舞台も通して、私にとって初参戦の千穐楽。ドキドキしたし、自分が見てるコレが多分最後の姿なんだ、って思ったら、最後にスポットライトが消えるときに泣きそうになった(こーちさん本人は、顔を伏せる前に客席全部をいつになく見渡して感傷に浸ってたらしい)
千穐楽のあいさつで、終わった解放感からか、出てきた瞬間に噛んだこーちさんに、会場から「ああっ」って心配の声が一斉に上がったのがハイライト。一気にバディ・ベーカーから、髙地優吾に戻った。
パパママに揶揄われてる時に「芝居は全然噛まなかったのにっ」って反論してるのに、「そうだったぁ?(にやり」されてて、カンパニーの仲良さが出ていて、軽口も多く出るし、ホントの家族みたいで良かったな。
千穐楽前の日に「ベーカー家は成長してます。もちろんペギーも、ガッシーおばさんも笑」って挨拶してるの見て、コニーはベーカー家の一員ってことなのね^^とも思った。
各人のご挨拶も素敵だったし、パパが「ベーカー家からは独立許したけど、某グループからの独立は許しません」には、笑ったし盛り上がった。本人の顔は見れてないけど、笑ってたのかな?
そして千穐楽挨拶を「おなかすいたから解散」って(多分照れ隠しで)終わるのも、こちゆごらしくてとても好き。
千穐楽、2回目の全員カテコ辺りからスタオベがあって、更に全員挨拶後にも拍手鳴りやまずで、こーちさんが2回目のあいさつに出てきたんだけど「とりあえず出ろって言われたから来た」「みんな来ないの?(きょろきょろ)」って、こちゆごだった。
なのに、一旦あいさつ始めたら、非常に滑らかに「また舞台観に来てね」って来年への希望まで話してくれて、あぁ幸せもんだな、当面噛みしめて反芻して幸せに生きていけるな、って感じた。
沼はまだまだ深いし、来年への希望という名の大きなファンサをもらった気分。
頑張ってまた働いて、たくさん見れるようチケット戦争、来年もがんばろう。
とにもかくにも、楽しかった10月でした!!!!!!
おまけ(ちょっと寂しかったこと)
他の日に比べ、大千穐楽だけ舞台中の人の出入りが多かったのが、同担としてつらかった。
特に、忍成さんと岡本さんのシーンでトイレに立つ人が結構いて。。君たちの行動は推しの評価につながるぞ?忘れるな?と。
おまけのおまけ(うれしいこと)
きょもが観劇した時に、舞台後かなり時間が経過してから目情が上がってて…髙地担は舞台を優先して騒ぎにならないようにしたね?とFFさん達と盛り上がった。偉いぞ。
こち担、ワンピ率が異常に高い。それもロング。昔でいうジャンバースカート(今なんて言うの?)もかなりいる。そして細い。。かわいい
健康重視で痩せねばなぁ、と、仕事着と部屋着以外の服買わなきゃ、と我を振り返るなど。。(ひたすら仕事用の服で観劇しに行ってたので可愛げゼロ)
おまけのおまけのおまけ
スコッチ(仮)、本当に飲んでたけど中身なんだろうね?
ジョニーウォーカー黒の瓶、説が有力だけど
私は、ずっとコレに見えてたw ↓
黒のヤツね!
https://www.gsfood.co.jp/product/blacktea/black-tea-product/1301
似てるんだよなぁ
(追記)XのFFさん曰く、どうやら1幕のスコッチはこの四角い瓶だけど、2幕の飲み干しちゃう瓶は丸瓶らしい。みんなすごいね、よく見てる!