見出し画像

口述の考査、予想質問集3:業務用ビル(回答付き)、不動産鑑定士、実務修習、修了考査

これからの不動産鑑定士の皆様、お疲れ様です。
頑張る修習生の皆さんを応援しています、ふどう鑑吉です。

今回は、口述の考査、予想質問集、各論:業務用ビル(おまけ:自身で必ず確認すべき真偽は定かではない回答付き)、です。



記事を読むメリット

記事を読むメリットとしては、本記事記載の予想質問集を参考に、口述対策ができることはもちろん、記述の考査における論文式問題の対策にもつながる部分があるかと思います。また、「おまけ」で記載している「自身で必ず確認すべき真偽は定かではない回答」については、ご自身で必ずその真偽を確認していただく必要があるものの、何もない状態から回答を考え出すのに比べれば、お支払いいただく金額以上に皆様の貴重なお時間を節約することができると思われます。ご多忙で少しでも時間の節約をしたい方は読み進めていただければ幸いです。


(記事を読むにあたっての留意点等)

今回の記事は、業務用ビルに係る〔各論〕(前述の、鑑定評価の手順でいうと主に⑦~⑨に係る予想質問集)で、前作の ↓

が大変好評だったことから、修習生の皆様のお役に立てばと思い、その続編として書いたものです。

前作をご覧になっていないという方は、そちらの記事に予想質問集に係る概要等の大切なことや各類型に係る多くの予想質問が記載してありますので、有料部分までご確認していただくのが望ましいですが、少なくとも無料部分については必ずご確認していただき、予想質問集の概要等を十分把握した上で、ご興味のある方は今回の記事を読み進めてください

今回の予想質問集も、私が修習生時代(記事を書いている時点ではかなり最近の回の受験)に「私自身が一般実地演習で報告した類型及び対象不動産に係る一般実地演習報告書の内容」に対して作成した予想質問集をご紹介するもので、多少なりとも皆様に参考となる部分があればと思い書いたものです。

その内容は、修習生の皆様に口述考査対策の参考にしていただくことが趣旨であるため、その趣旨とは関係のない部分(個人や対象不動産等を特定するような名前・都道府県等の情報)は省略、若しくは〇〇等と記載させていただき、私の評価書を読まないと分からないような予想質問等についても省略させていただくほか、皆様の一般実地演習報告書の類型及び対象不動産とは一致しないものであるため、何れの不動産にも共通する論点に係る予想質問も記載してはあるものの、すべてが参考になる予想質問ではない点等についてはあらかじめご了承ください。

※私の業務用ビルは普通商業地域、標準的使用:中層事務所の敷地、適用した手法:原価法・収益還元法(直接還元法のみ適用(一棟貸し想定))です。なお、オフィス用賃貸と重複(共通)する予想質問は記載していないことから、今回の予想質問数はやや少なめで、その内容は直接還元法及びその適用に係る一棟貸し関連のものが中心となっています

また、出題されるかどうかわからない私が勝手に作成した予想質問集であるため、読む人によっては、的外れなもの、細かすぎるもの、全く聞かれることのないであろうと考えられるもの、参考とならないもの、くだらないもの、そもそも意味が分からないもの等と感じるものが含まれているかもしれせん。

さらに、「おまけ」で記載している「自身で必ず確認すべき真偽は定かではない回答」については、口述の考査において、それをそのまま回答すれば良いものではなく、その真偽は定かではない回答なので、ご自身で必ずその真偽を確認していただく必要があります。口述の考査までたどり着いている皆様に言うまでのことではないと承知の上で、念のために申し上げますが、口述の考査の本試験で皆様が回答する内容については、自己責任で、ご自身の考え・判断等に基づいて回答しなければなりません

なお、これまでの記事の料金設定等を考慮のうえ、今回の料金を設定いたしましたが、お支払いいただく金額以上に皆様の貴重なお時間を節約することができると考えて作成した記事なので、ご多忙で少しでも時間の節約をしたい方にとってはお役に立てる内容であるものと考えられます。また、試験の直前期においては、さっと目をとおし、気になる部分のみを確認することで効果が得られる部分もあるかと思われます。

以上の留意点等を踏まえ、ご満足いただけない部分もあることを承知の上でご興味のある方は、以下の内容を読み進めていただければ幸いです。


ここから先は

3,226字

¥ 500

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?