実務修習、修了考査、記述の考査、受験した時の感想、不動産鑑定士
これからの不動産鑑定士の皆様、お疲れ様です。ふどう鑑吉です。
今回は、修了考査、記述の考査を実際に受験した時の感想について少しお話ししたいと思います。
素直に言うと、とても難しかったという感想です。
多肢択一式問題については、自信を持って回答出来たのは計算問題の2問だけだったかと思います。
論文式問題については、久しぶりの論文式試験の緊張感や答案構成と字を書くことの練習不足から思ったように書けませんでした。
試験終了15分前くらいから、これでは今までの努力が…また次の一年頑張っていけるだろうか…という不安に駆られたことを覚えています。
試験後に話をした同期の方々は、結構出来たという方も多かったので、もう自分はダメかもしれないと絶望し、しばらく打ちのめされたような気持ちで過ごしました。
なので、これから修了考査を受ける皆さんは、記述の考査においても、打ちのめされない程度に備えておいた方が良いと思います。
打ちのめされた私でしたが、結果としてはストレートで修了考査に合格することができました。
そんな私が修了考査対策のため、修了考査対策としてやるべきこと、重要だと思うことを対策指針として簡潔にまとめた記事はこちらです。私はこの対策指針を、記載している以上に自分がわかる範囲でさらに簡潔にまとめあげ、A4サイズで出力し、勉強机の前の壁に貼り、適宜見直すことで、自分の勉強内容がぶれないように意識しながら修了考査対策を行うことで合格をつかみました。
もし、打ちのめされた場合の参考として、私が絶望を乗り越えた回復ステップを書いてみると以下の通りです。
①同期で仲良しの人に、今の心境を隠さず伝えたところ、皆んなが励ましてくれた
②家族にも試験が芳しくなかったことを伝えたところ、優しくしてくれた
今あらためて、周りの人のおかげで修了考査に合格できたんだな、と感謝の気持ちでいっぱいです。
不動産鑑定士になった私も、至らないところが多いですが、修習生のためにできることがあればと考えますので、少しずつ書いていきたいと思います。