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口述の考査、本試験の経験談(不動産鑑定士、実務修習、修了考査)

これからの不動産鑑定士の皆様、お疲れ様です。
今日も頑張る修習生の皆さんを応援しています、ふどう鑑吉です。

今回は、口述の考査、本試験の経験談、です。



口述考査の対策術


口述考査の対策術については、

でまとめています。

参考になる部分もあるかと思いますので、ご確認いただければ幸いです。

今回は、そちらの記事で紹介した「対策術」は書かずに、「本番で聞かれたこと」について書きます。


口述で逆転できたから合格できた


先に実施される「記述の考査」を受験した直後は、先ほどご紹介した別記事で書いたとおり、打ちのめされてしまった私でしたが、結果としてはストレートで修了考査に合格することができました。

私が大逆転できたのは、今回ご紹介する口述の考査で巻き返すことができたからだと思っています。

記述の考査が終わった後、記述の考査が結構できていたと言っていた人が、合格できていなかったこと等を勘案すると、修了考査全体のウエイトとしては、口述の考査のほうが高いのではないかと思います。

皆様もご存じかと思いますが、一回目の合格発表では、近年、概ね三人のうち二人が合格しています。そのことは公表されているので、私も頭の中で理解はしていましたが、実際に、一緒に頑張ってきた仲間のうち一部の方が、その約二か月後に行われる再試験に向かっていきました。

私のような孤立系修習生の場合、修了考査に関する情報が乏しく、口述の考査がどのような内容かについて、聞く機会も多くはないかもしれません。

そんな方のために参考になる部分があるかもと思い、私の経験談でお伝えできることを、なるべく臨場感も出るように書いてみました。ご興味のある方は今回の記事を読んでみてください。読んでいないよりも、予備知識を蓄えることができるかと思います。

正しく頑張れば、きっと三人のうちの二人になれます。


(記事を読むにあたっての留意点)


以下の内容は、受験直後にメモしていたもの等をあらためてまとめ直したものをご紹介するものになります。なるべく皆様の参考になるように書いたものではありますが、記憶違いの部分や、文章ではお伝えすることが難しいと感じたため省略した部分、私の回答内容が必ずしも合っているとは言えない部分等があるかと思いますので、あくまでイメージをつかむ予備知識的なものとして、参考程度に読んでみてください。この内容を皆様がそのまま答える等しても必ずしも良い方向に結び付くものではない部分もあるかと思いますので、くれぐれもご留意ください。また、この記事は私が受験した時(記事を書いている時点ではかなり最近の回の受験になります)の内容なので、皆様が受験する際は変更となっている可能性がありますので、皆様が受験するときの修了考査の受験に関する案内を十分確認してください。


試験会場に着くまで


【試験の前日】
私が受験した時の口述考査の試験会場は機械振興会館6階でした。
試験日前日、会場近くのホテルに宿泊しました。

【試験当日、9:30頃】※以下からは当日のおおよその時間のみを記載します。
宿泊していたホテルをチェックアウト。

【10:00頃】
試験会場に比較的近い喫茶店(試験会場にもっと近い喫茶店もあったかと思いますが、私はスタバの環境が集中して勉強できるので、比較的近くのスタバを選択しました)で、最後の見直し。

喫茶店では、

でお伝えしているAランクの類型についてのみ対策をしました。
この時間が、私が合格をつかむための大事な時間であったと思います。

【11:00頃】
私の試験は午後からだったので、お店が混み始める前、その喫茶店で早めのお昼にしました。店員さんおすすめの、カレー風味のホットドッグとホットコーヒーで、軽くおなかを満たしました。

【13:30頃】
喫茶店をでて、タクシーで機械振興会館へ向かいました。(実務修習中、土地勘のない東京での移動においては、時間短縮のため、タクシーアプリを頻繁に使いました)

試験会場に着いてから考査前集合会場に入るまで


【13:45頃】
機械振興会館に着きました。集合時間は14時30分でしたが、ぎりぎりに着くのは嫌だったので、早く着いて安心しました。

【13:50頃】
受付に行くと、受付の方から丁寧に「受付時間は14:10~14:30です。それまでは地下3階の休憩所等でお待ちください」と言われました。

分かりました、と言ってその場を立ち去り、トイレにいったところ、考査を終えたばかりの人と会いました。

その人は顔面蒼白。

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