【11/30イベント開催!】英会話学習は筋トレと同じ⁉ 筋トレマニアの女性英語講師が、英会話トレーニングのコツと綿密なスケジュールを教えます!
◆自宅でできる!効率のいい英会話トレーニング
常々、英会話ができるようになりたいなと思いながら生きてきた、デジタル・プロモーション部Yです。
若かりし頃は外国人の知人に簡単なプライベートレッスンをしてもらったり、英会話の本や教材を買い込んでみたりと、それなりに色々とやってきたのですがイマイチ身に付かず。
2020年の東京オリンピックを機に、ちゃんと英会話スクールに通おうかなと思ったものの、新型コロナウイルスの影響でそれも難しい状況になってしまいました。
そんなこんなで、ふつふつとした“英語学びたい欲”を抱いていた私が、弊社で手掛ける多くの英語学習本の中からピン!ときたのが『英会話は筋トレ。 中2レベルの100例文だけ! 1か月で英語がスラスラしゃべれる。』でした。
本書のどこが他と違うのかというと、まず、タイトル通り“英会話を筋トレと同じように効率よく反復トレーニングしていく”ところ。
もちろん、英語に限らず学習において反復が大事だということは誰もが知るところだと思いますが、そのやり方が、ほかに類を見ない斬新な(それでいて基本に忠実な)ものだからです。
というのも、著者である英語講師の船橋 由紀子先生は、美ボディコンテスト全国大会の出場経験もあるほどの筋トレ好き。
筋トレに打ち込むうちに、色々なメニューをたくさんこなすよりも同じものを繰り返す「反復」のほうが高い成果を得られる、という「英会話トレーニングと筋トレの共通点」に気付いたのだそうです。
そこで、中2レベルまでの100の例文を厳選し、スケジュールに沿ってトレーニングしていけるようにまとめたのが本書です。
この100の基本的な英文を反復して体に刷り込むことで、頭で考えなくても瞬発力を伴ってスラッと英語が口から出てくる「自動化」の状態を定着させることを目指していきます。
◆ただ繰り返せばいいわけじゃない
ここで押さえておきたいのが、反復の“コツ”。
ただやみくもに回数をこなせばいいのではなく「意識」が大事なのだそうで、例えば筋トレでは、「今は大胸筋を鍛えているぞ!」という意識を持ちながらベンチプレスをやったほうがトレーニング効率がアップするように、英語学習においても身体活動に心の意識を一致させることで、トレーニング効果を大きく押し上げることができるのだとか。
この英会話学習の効率を上げる意識の持ち方も随所で解説してくれます。
私は本格的に筋トレに打ち込んだことはないのですが、確かにこれは、ストレッチやヨガなどとも共通するなと思いました。伸ばしたい部位や酸素を送りたい箇所を意識して行うのとそうでないのでは、全く効果が違うんですよね。
本書は、「①Step 1 (16日間)→② Step2(9日間) →③ Step 3(3日間)」の3部構成。実質28日(4週間)、集中してトレーニングに取り組んでいきます。
まず、Step 1の「基礎トレーニング」(16日)では、絞り込んだ「100例文」を反復トレーニングで覚えます。
<Step 1「基礎トレーニング」のスケジュールはこんな感じ>
・Lesson1 「構文」にフォーカスして解説を読む、音読する ― 1分
・Lesson2 「イメージ」にフォーカスして解説を読む、音読する ― 1分
・Lesson3 「発音」にフォーカスして解説を読む、音源を聴く、音読する ― 1分
・Lesson4 「置き換え」で「自分ごと」の英文を作る ― 3分
この4つのレッスンで計6分ほど。これを1日に10例文取り組むと、6分×10セット=1時間になります。
これにプラスして、「その日に同じ範囲を復習する(15分程度)」「翌日に前日の範囲を復習する(15分程度)」というレッスンも加わります。
◆いざ、トレーニングスタート!
最初の数ページはこんな感じです。
はい、お気づきのように、全体的にイラストはクセ強めです(笑)
でも、ただふざけているわけではなくて、イラストはちょっと引っ掛かりがあったほうが印象に残りやすく、暗記が進みやすいという理由があるんです。
<先に進めば、もっとヤバめの……もとい個性的なイラストも出てきます>
それはさておき、まずは基本中の基本である「I’m~」から。
本書に出てくる文法や単語は、中2レベルが中心かつ3~7語程度の短めの例文ばかりで、難しさは感じません。
さらに、まずは「自動化」させることを重要視し、最も使う頻度の高いI /you /itから始まる例文のみに絞っているのもポイントです。
冒頭の例文について、使用されている構文を確認するように数回音読した後、イラストと解説を読んでイメージを膨らませつつまた数回音読します。
次に、発音の解説を読んでから、付属の音源を聴き、実際の発音に似せるように意識しながら音読。ふむふむ、goodは「グッド」ではなく「グーッ」に近い音で、I’mよりもgoodを強調して伝えるイメージで……。
ここまでは順調。問題はこの次のLesson4「置き換え」ですね。
冒頭に出てくる例文の構文はそのままで、構文以外の部分を自分が言いそうな言葉に変えていきます。
I’m~レベルであれば5つくらいは比較的簡単に作れますが、レベルが上がるにつれ、置き換えが難しくなっていくため、置き換えの例も5つ用意されているという親切設計。
初心者はまずこの5つの例文を取っ掛かりに別の例文を作ってみます。
◆順調に進んでいたものの……
と、ここでつまずいたのが、自分が作り出した構文が合っているのか間違っているのかがわからない点。たとえば「私は一児の母です」と言いたいけれど、「I’m mother of a child」で合っている……? 使いたい単語の発音も曖昧です。
そこで、Google翻訳を併用することに。
<こんな感じで、不安な時はGoogle翻訳も使ってみました>
正しくは「I’m a mother of one child」なんですね。(ただし「みらい翻訳無料版」では「I am the mother of one child」と出ました)
音声ボタンを押せば音声も確認できるので便利です。
ですが、ここで大事なのは、3分の時間制限をフルに使って、なるべく多くの英文を出していくこと。あまり細かいことは気にせずに、「ポンポン」とリズム良くどんどん口にするのがコツだそうです。
筋トレのように、時間内で追い込むことが大切なんですね。
というわけで、Google先生には、この3分が終わって疑問が残った点を振り返って復習するときだけ頼ることにしました。
◆本当の筋トレのような疲労と達成感
1時間集中して取り組むと、「頭使ったー!」という感覚に。正直、疲れますが、そこも筋トレと同じく、くじけずにコツコツ毎日続けることが大切ですね。
この後、Step1の16日間が終わったら、Step 2「実用化トレーニング」(9日)、Step 3「仕上げトレーニング」(3日)と続きます。ここまでくれば、今ある英語力だけで何でもペラペラとしゃべることができるのだそう。
この辺りはまだまだ未知のレベルですが、16日後にはできるようになるのだと信じて、ひとまずStep1を駆け抜けます!
私も船橋先生を見習い、英会話と同時に筋トレにもチャレンジして英語ペラペラのヘルシー美人になりたい!ところですが、さすがにちょっと欲張りすぎですよね……。
【お知らせ】11/30にオンラインイベントを開催します
今年4月の発売以来大反響が続いている本書ですが、ついにオンラインイベントの開催が決定しました。著者の船橋先生を講師にお招きして、『英会話は筋トレ。』のノウハウを惜しみなく語っていただきます!
すでに『英会話は筋トレ。』を実践済みの方、現在真っ最中という方、積読中、気になってるけどまだ......という方、どんな方でも気軽にご参加ください。詳細&お申込みはこちらからご確認いただけます。