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【他社本紹介】週末に読みたい!?かんき出版社員のオススメ本②

お疲れ様です。この春に子どもが小学生となる情報企画部のYです。
新型コロナウイルスの影響もあり、東京都、神奈川・埼玉・千葉に県民の都内移動自粛を要請…となんだか大事に。
弊社・かんき出版でも、何かお役に立つことができればと学習参考書の無料公開などを企画してきましたが、今回は、休日の友となる本選びのご参考にしていただくべく、弊社社員による「イチオシの本」をご紹介しています。前回の記事(↓)に続く第2弾となる今回も、バリエーション豊かなセレクトになりました。

T編集長の選書

『うらおもて人生録』

生き方の多様性を認めてくれる内容で、落ちこぼれの人に寄り添ってくれる感じがとても良いです。確か高校生向けの講演録なので読みやすいです。

直木賞作家・色川武大氏による人生指南書。阿佐田哲也などのペンネームでも活躍し、ギャンブラーとしても知られる著者の人生哲学が、含蓄に富む文章で語られます。1987年発売の本ですが、未だ色あせない普遍的な一冊です。そして、T編集長による自社本のオススメは、こちら。

『一流の人に学ぶ自分の磨き方』

良い言葉は良い習慣をつくり、良い習慣は良い人生をつくる、を思い出させてくれるから。

全米屈指の超人気セミナー講師が、一流の人になるための成長法則を明かす本書。“一流の人”と“二流の人”の考え方を対比し、生まれながらの才能ではなく努力によって誰もが一流の人に近づけるということを教えてくれる一冊です。アウトローなイメージの色川武大氏の著書とはまた毛色の違う選書ですが、人生哲学を学べるという点で共通していますね。

教育事業部のY次長の選書

続いては、教育事業部のY氏のセレクトです。

『ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語』

この機会に教養のひとつでも身につけたい。であれば日本の文化に関する内容を薦めたいと思いました。

慶應大学卒でビジネスマンでもあった立川談志の弟子・立川談慶氏による、落語をはじめとする古典芸能についての基礎知識や蘊蓄のつまった一冊。お笑い好きのY氏らしい選書です。そんなY氏のオススメ自社本はこちら。

『科学的に正しいずるい資料作成術』

資料作成は在宅勤務(リモートワーク)でもできます。この機会に皆さんのレベルアップに直結すると思い、薦めたいと思いました。

これはかなり実用的ですね。“826名の意思決定者に700時間かけてヒアリングし、5万1544枚のパワポ資料をAI分析して導き出した「相手を動かす勝ちパターン」をすべて公開します”という煽り文からしてパワーがあります。元PowerPoint事業責任者の著者による、“伝わる”資料を作るためのノウハウが詰まった一冊です。

ママ編集長・TS課長の選書

二児の母である編集長・TSさんのオススメは、心和むあの児童書。

『はれときどきぶた』

子どものころ、空から豚が降ってくるという設定に驚き、わくわくして夢中で読んだ記憶があります。自分の子どもが小学校に上がってシリーズ化されていることを知りました。親子で楽しめる1冊です!

懐かしいですね~。言わずとしれた名作ですが、大人になった今、読み返してみると、また違った思いが湧いてきそうです。豊富に展開されているシリーズ本も、我が家の子どもと一緒に読んでみようと思います。
そして、TSさんの推す自社本は、自身が担当した育児書です。

『子どもの気持ちがわかる本』

世界16カ国で翻訳され、フランスでベストセラーとなった子育て本です。子どもがいたずらしたり、ダダをこねえるとき、どんなことを考えているのか? を最新の神経科学×実践心理学により、子どもの脳の中でどんなことが起きているのかを教えてくれます。「やってはいけないこと」を言うのではなく「やってもいいこと」を言うなど、適切な対処法を愛情いっぱいに伝えてくれる本です。子どもの脳の成長過程がわかるヒントが満載で、かわいいイラストで忙しいママにも読みやすくおすすめの1冊です!

世界的なベストセラーである本書は、「子どもの本当の気持ち」をくみ取るヒントが満載。5歳くらいまでのお子さんを対象としていますが、予期せぬ長期休校で、育児にお疲れ気味の保護者のみなさんにも役立てていただけると思います。

教育事業部M主任の選書

お次は、教育事業部M氏のセレクトです。

『あの世にきいた、この世の仕組み』

平易なことばで、難しい感じのことを考えるきっかけをもらえる。自分にとって「善い」ってなんだろうなあと思いながら世界を見れば、また新たな発見があるかも。

ある日突然、守護霊と話ができるようになってしまった!という著者による一冊。幸せについて、人生についてといった哲学的な要素もあるので、スピリチュアル系が苦手だという人も興味深く読めそうです。人気ブロガーである著者の文章にも定評があるよう。論理的思考のイメージのあるM氏のセレクトとして、意外性を感じました。面白いですね。

そして、教育事業部M氏による、自社本のオススメは……

『THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法』

序盤の「腐ったリンゴ実験」からおもしろい。チームづくりのヒントが満載な1冊。

Google、デザイン企業IDEO、ピクサー、アメリカ海軍ネイビーシールズなど、高度なチームワークを誇る集団を分析し「最強チームをつくる極意」を解き明かすNYタイムズ・ベストセラー。最先端の科学、世界クラスのリーダーたちが知っている現場の知恵、そして行動のための具体的なアドバイスが詰まっています!

教育事業部N課長代理の選書

さて、教育事業部N氏のオススメは、あの人気の一冊。

『妻のトリセツ』

私はこの本のお陰でいつも夫婦円満です。

N氏の奥様は、私たちもよく知る、社内にいらっしゃるあの方なのですよね、うふふ。本書の指南によって、円満な家庭を築かれていらっしゃるとのこと、なによりです。我が家の夫にも読ませようかしら……

そして、N氏のオススメ自社本は?

『シリコンバレー式 最強の育て方』

多くの企業で導入されている1on1ミーティング。上司と部下だけではなく組織全体が活性化する有効な手段だと思います。在宅勤務やテレワークが進む今だからこそ、より組織内の対話が必要ではないでしょうか。

これからは、社内での偶発的なコミュニケーションに頼るこれまでのやり方ではなく、対話の時間をきちんと確保する「1on1ミーティング」などの仕組みがますます重要になりますね。シリコンバレーではすでにカルチャーとして根付いている「1on1」の手法を伝授する一冊です。

さあ、お次は営業部Y氏のセレクトです。

営業部Y部長代理の選書

『失敗の本質―日本軍の組織論的研究』

「7つの習慣」の次に位置するビジネス名著だと思います。紙で読んだときは通読できませんでしたが、音声で通聴?することができました。聴いているときは正直話が入ってこなかったのですが、聴き終えて、なぜか本書のエッセンスが体に染みついたような気がします。かなりの部分で、人生を歩むうえで基軸になることばかりでした。もっと早く聴けばよかった。音声で聴いてから紙で拾い読みして自分に定着させる読み方をお勧めします。

こちらも、説明不要のベストセラ―。1984年に発刊され現代になって再び脚光を浴びたこの一冊を、Y氏は書籍の音声コンテンツ「オーディオブック」を利用して読んだ(聴いた)そう。確かに、難解な言い回しも音声で聴くことで頭に入りやすい気がします。オーディオブックを上手に活用されているようで、私も見習いたいです。

そして、Y氏のオススメ自社本はこちら。

『社長の仕事』

2000円と高額な本ですが、いまは閉店してしまった私がいちばん好きな書店「ブックストア談新大阪店」で1000冊売れたことがとても記憶に残っています。著者の浜口さんの会社の創立記念日が2月7日で、私の誕生日と一緒というのも推薦する理由の一つです。会社を辞めた時か、勤続30年の特別休暇の時にでも読み返したいと思っています。

日々、営業活動を行うY氏にとって思い入れの深い一冊とのこと。「起業の専門家」である著者の希有な経験から昇華されたアドバイスがぎゅと凝縮された本書は、2011年の発売から愛され続けるロングセラー。経営者だけでなく、あらゆるビジネスパーソンに参考にしていただける内容です。

最後は、営業部I氏の選書です。

営業部I課長代理の選書

『超難関中学のおもしろすぎる入試問題』

大人の皆さまもこの機会に是非学習されてはいかがでしょうか。大学入試の改革が叫ばれる今、これからの学生たちの求められていることが分かります。また名門校の入試問題の面白さに触れられます。難関校の問題でも簡単に気軽に解答できます。時代の新たな変化が感じられる手ごろな一冊です。

東京でタクシー運転手になるコツ(開成)など、実際に入試で出題された驚きの珍問・名問がピックアップされているそう。これは面白そうですね。これからは発想力が問われる時代、私たち大人も子どもと一緒に頭を鍛えていきたいですね。

そしてI氏の自社本のオススメは……

『博報堂スピーチライターが教える 口下手のままでも伝わるプロの話し方』

「朝日小学生新聞」にもコラム連載を持つ著者による、『博報堂スピーチライターが教える 短くても伝わる文章のコツ』に続く第二弾。長年の経験によって培ってきたノウハウが、惜しみなく公開されています。かなり実践的な内容で、会議や商談、雑談、プレゼン、スピーチ、就活などでも活用していただける一冊です。

         ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

2回にわたり、お届してきた「かんき出版社員オススメ本企画」、いかがでしたでしょうか。面白そうだと感じる本はありましたか? 「ほとんど読んだことがある!」という猛者もいるかもしれませんね。みなさんの人生を豊かにする良書を、私たちも作り続けていきたいと思います。

自粛要請中ですので、電子書籍で読書をするのもいいですね。無理のない範囲で読書を楽しみましょう~。ではでは!


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