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2024年売れ筋ベスト5を発表!トレンドを抑えておきたいあなた!見逃している話題書はありませんか?
2024年の1年間で、かんき出版からは97点の新刊が発売されました!
各ジャンルで熱い反響を集めた書籍が続々と登場した1年となりました。
また、2024年以前に発売されていたベストセラー書籍とあわせて、読者の皆さまからも大きな関心をいただきました(本当にありがとうございました!)。
そんな2024年、特に大きな反響を呼んだ人気作ベスト5を、ランキング形式でお届けします。
このラインナップを見逃して2025年は始まらない……!
新年の読書リストに加えたくなる一冊がきっと見つかるはずです。
1位
『小学校で習う計算が5秒で解ける 算数 ひみつの7つ道具』
YouTube、TikTokを中心に、授業動画で大人気!
あきとんとんさんプレゼンツの算数本が堂々の1位に輝きました。
本書が支持される理由は、どんなに算数嫌いな人でも、ゲーム感覚で計算問題を楽しめること。
「にじにじ算」や「にこにこ算」など、ユニークな名前のついた計算法に取り組んでいくことで、算数・数学の問題を「速く」「正しく」解く力が、いつの間にか身についているのです。
本書を読むとできるようになるのは、こんなこと。
・ 分数を5秒で約分できる
・ 割合を5秒で暗算できる
・ 4けたのたし算がひっ算なしで解ける
・ 1から1000までのたし算が5秒で解ける
・ 3けたのひき算が暗算できる
・ 19×19が暗算できる
・ 99×99をひっ算なしで解ける
算数に苦手意識のある小学生はもちろん、数学の基礎でつまずいてしまっている中高生、そして学び直しの大人の皆さんにも、自信を持っておすすめできる一冊です。
2位
『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』
2024年に発売10周年を迎えた往年のベストセラーが、今年は2位にランクイン!
あなたの考え方や行動は、以下のどちらに当てはまりますか?
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コロナ禍による生活様式の変化や、SNSの普及によって、私たちの前には無数の選択肢が散らばるようになりました。
そのどれもが重要なことに見え、「すべて大事だ」「すべてやらなくては」と、心も体も疲弊してしまっている人も多いのではないでしょうか。
本書は、そんな時代の到来を予測していたかのような一冊です。
この本を読むと、「本当に重要なこと」を見極め、それを高いクオリティでやり遂げる方法がわかるのです。
実践はそう簡単ではないからこそ、本書は10年間繰り返し読み継がれ、続編の『エフォートレス思考』(2021年発売)もベストセラーに至りました。
『エッセンシャル思考』は、仕事でも、プライベートでも役立つ考え方です。無限に湧き出てくるタスクに日々忙殺されてしまっている人こそ、一日でも早く本書を読むことを強くおすすめします…!
3位
『すべての人にいい人でいる必要なんてない』
小説クリエイターのけんごさんをはじめ、たくさんのインフルエンサーの皆さんに紹介していただき、爆発的なヒットにつながった韓国発エッセイ。
SNSを介して共感と口コミが広がり、品薄状態になった時期もありました…!
韓国では5年間連続で年間ベストセラー入り・60万部を売り上げ、20代・30代の女性を中心に大きな共感を呼びました。
日本でも、10代~30代の女性から「救われた」「この本に出会えてよかった」「私のお守りの本」「この本を読んでから少しずつ自分の時間が増えてきた」など、特に大きな反響をいただいています。
学校や職場、恋人、友人など、人間関係に疲れてしまった人は、ぜひ一息つくような気持ちで本書を読んでみてください。
個人的に、本書の考え方は、2位の『エッセンシャル思考』とも通ずるものがあるのではないかなと思います。「すべての人にいい人でいる」ことは、全然エッセンシャルなことじゃないからです。「すべての人にいい人でいる」ために心や体のリソースをすり減らすくらいなら、多少「冷たい人」「壁のある人」として生きたほうが、自分自身の幸福感は上がるかもしれません。
この本を読んで、「自分をいちばん大切にする勇気を持てた」という人が、少しずつ増えています。
4位
『営業の科学 セールスにはびこるムダな努力・根拠なき指導を一掃する』
「成果を出す営業のメカニズム」をデータとロジックで裏づけ「誰もが使える武器」として体系化した1冊が、今年の営業本の中でも圧倒的支持を集め年間ランキング入り!
4万人以上の営業を支援してきた著者が、営業1 万人+お客様1 万人(合計2 万人)にわたる調査を踏まえ、営業における「急所」を本書で科学的に解き明かしました。
営業活動における「急所」とは、「購買者の仮面」の裏にある素顔(=本音)であり、急所を捉えるためには、「ガンバリズムの罠」にハマらないよう注意しながら、お客様が自ら本音をさらけ出したくなる提案活動(=「武器」)が必要です。
「上司にアドバイスを求めてもふわっとしていて、具体的にどう頑張ればいいのかわからない」
「現場で結果を出してマネジャーになったけど、部下にはどんな指導をするべき?」
「がんばっているのに、全然結果につながらない」
営業パーソンのこんな悩みを解決し、アポイントや受注が増えていく「正しいがんばり方」を伝授します。
全432ページの力作です。
5位
『頭がいい人のChatGPT&Copilotの使い方』
今もっとも注目が集まるジャンルの一つ、「生成AI」分野から、今年、本書がヒット作に輝きました。
広告やメディア露出の関係もあるので一概には言えませんが、書籍はふつう、発売直後によく売れ、その後は横ばいが続くことが多いです。しかし本書(2024年3月発売)は、時間とともにじわじわ売上が伸びていく、珍しい売れ方をした本でした。
この一年の、生成AI分野への関心の上昇を反映するような売れ方だったともいえるかもしれません。
本書の著者は、業界の第一人者のひとり・橋本大也氏。
橋本氏が、初心者にもわかりやすく、そしてプロにも新しい発見があるように、ChatGPT(openAIが2022年11月に公開した人工知能チャットボット)とCopilot(GPTを使って構築されたマイクロソフトのサービス)を活用する方法を具体的かつ分かりやすく伝えてくえrます。
この本を読み、ChatGPTとCopilotを使いこなせるようになれば、これまで人間が1つひとつ対応していた面倒なことや時間のかかる仕事が、まるで魔法のように一瞬で完了していきます。
人より一歩先をいく「AIとのつき合い方・考え方」がわかる本です。