コーティング剤による特徴と、メリット デメリット。
1.セルロースセメント
特徴:コーティングをすると、前の膜を溶かして一体化させるため薄くて丈夫な膜が出来る。10回以上コーティングしても、見た目があまり変わらない。
メリット
①乾燥するのが早い
②うすめ液で薄める事ができる
③安い
④薄くて丈夫な膜が出来る
⑤ドブ漬けが可能
デメリット
①臭い
②塗装後のコーティングで色流れする。
③湿度が高い日や雨の日にコーティングをすると白く濁る。
2.ウレタン
特徴:空気中の水分を吸って硬化する為、湿度に寄って硬化時間が異なる。
湿度50%〜70% 硬化時間24時間〜48時間乾燥
一回のコーティングの膜がセルロースセメントに比べて厚い。
メリット
①一回のコーティングの膜が厚い。
②色流れが起きにくい。(色止めは必要)
③アルミとの相性がセルロースセメントと比べて良いような気がする。
④ドブ漬けが可能
⑤セルロースセメントより神経を使わない。
デメリット
①セルロースとは異なり、前の層と一体化しない。
②前の層と一体化しない為、一回コーティングする度に足付け作業が必要。
③乾燥時間が長い。
④臭い
⑤湿度が70%以上 又は雨の日は作業出来ない。
⑥最後まで使い切る事はほぼ不可能
⑦膜が厚い為、ルアーがぽってりしやすい
⑧大きなルアーはコーティングしにくい
3.エポキシ
特徴:一回で分厚いコーティングをする事ができる。
気温は高い方が良い。
気温25度以上 湿度70%以下推奨。
冬場は硬化時間が長くなる。
メリット
①一回のコーティングが厚い。
②頑丈
③臭くない
④高級感が出る
⑤筆塗りなので、大きなルアーをコーティングできる。
デメリット
①高い
②ドブ漬けが出来ない
③硬化が長い
④謎のトラブルが起きやすい(ハジキ、硬化不良など)
⑤ホコリや気泡が入りやすい
⑥回転モーターが必要
⑦モーターの置き場所に困る
今回はコーティングの特徴を紹介しましたが、コーティング剤も一長一短で色んな特徴があります。