SEですが定時で帰ります。
「SEって残業多そう!」
街コンで仕事の話をすると関数でも組まれているかのようにこの返り値が出力されます。
プログラムで書くとこんな感じ。
function machikonGirls(work){
if(work === 'SE'){
return '残業多そう!':
}
}
echo machikonGirls('SE');
昔は確かに残業もあったし、泊まることもありました。
しかし「みなし残業制度」をメリットに変えるべく残業ゼロを決め込み、1ヵ月ほどで残業0時間生活をものにしました。
そこで今回は、僭越ながら当時残業0時間生活に向けて行った行動をご紹介します。
私史上もっとも長いnoteなので、掻い摘んで読んでもらえればと思います。
必要なもの
残業0時間に向けた行動で最も必要なものは『勇気』です。
いきなり自己啓発本みたいなことをいいますが、ここが一番のハードルです。
この先の項を読むと「それはさすがに...」「そんなことできるわけがない」と口からこぼれると思います。
残念ながら「残業0時間」というのは、それだけ今の日本社会に逆らっている行動というわけです。
それでも残業をしたくないという方だけこの先を読んでいただければと思います。
仕事は残っているけど帰る
とにかくまずは経験してみることから始めました。
周りの目が恐い。怒られたらどうしよう。という気持ちが邪魔をすると思います。
ビジネス本では「仕事のあとに予定を入れよう」なんて温いことが書かれていますが、その先には「私用より仕事を優先しろよ」という目が待ち受けています。
なので、自分にこう言い聞かせましょう。
「親が入院することになっから…」
それでも気持ちが引けるときは口に出してしまいましょう。
Hi Say! 「親が入院することになりまして…」
プログラムを書かない
「これくらいの修正はこっちでやった方が早いな」とプログラマーから上がってきたプログラムを自分で直すのはSEあるあるだと思います。
しかしこれをやってしまうとあなたの時間は着々と奪われていきます。予想外のバグに遭遇し、とんでもなく時間を取られることもあります。
なので、どんなに小さな修正も差し戻します。
自分なら10分、差し戻しなら2時間かかるものでも差し戻します。待っている時間で他のタスクを進めた方が結果的にこなせる仕事量も増えます。
またこれを続けているとプログラマーもこちらの意図を汲み取ってくれるようになり、先回りをした仕事をしてくれるようになります。
ちなみに冒頭のプログラム文は1年ぶりに書きました。
今はechoとか使わないんですかね?
連絡は1日2回だけ
メールとチャットツールは朝の10時と昼の15時にしか開きません。
「このプログラム確認したら、次はメールを返信して、そのあとあっちのデバッグして、そのあとまたメール返信して…」と考えていると、なんか忙しい感じがしてきます。
なので出来るだけタスクの切り替えをしないように心がけました。
「そんなこと言ってもメールはすぐ返信しなくちゃ」と思いますよね。
でもそんなことはないです。なぜなら相手も忙しいからです。
同じクライアントと1日3回以上メールのやりとりをしている人はやりとりを見直しましょう。
「このやりとりとこっちのやりとりは一回にまとめられるな」というように見ていくと案外1日2回くらいで済むものです。
あと定時前になると連絡が増えます。相手も連絡して帰ろうと思っているからです。
ここで確認してしまうと最低でも返信の時間がかかり定時に帰れません。返信しても相手が確認するのは翌日の朝です。
タスクの分類分け
1日のタスクをいつもより細かく分けて作業時間別に分けました。おすすめは10分以上、5分以上、3分以内です。
10分以上に偏りがちですが、資料作成などはページ別、数字集め、機能別の仕様文作成まで分けておきます。
重要なのは10分以下の作業です。
これらはできるだけスキマ時間に処理するようにします。
会議で上司を待つ時間、外出中の電車の中などスキマ時間は予想以上にあります。
最初はスキマ時間をみつける癖をつけることから始めましょう。
まとめ
紹介した中で一番効果があったと感じたのは「プログラムを書かない」ことです。
自分で仕事を巻き取らない癖をつけると最初は抵抗感に苛まれますが、段々と仕事の回転率が上がります。
私の上司の名言で
「最大の効率化は自分でやらないことだ」
というものがあります。まさにその通りです。
そのかわりに「自分にしかできないこと」をみつけましょう。抵抗感が一気に薄れるのでおすすめです。
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