道営POG 2019 指名馬＆指名理由

dskさん主催の道営POGに参加させて頂くことになりました。

一応、南関東競馬ファンを自認してますんで、SPAT-POGも見据えてのリストアップになりましたが、何と言っても
　・同一種牡馬
　・同一生産者
の縛りがポイントですね。

基本的には能検動画とプロフから絞りこんでいくわけですが、「動きのいいサウスヴィグラス全部！」とか、「グランド牧場産全部！」みたいな戦略はとれないので、どちらかというと現時点のパフォーマンスよりもポテンシャル(伸び代)を重要視してみました。

以下、指名馬とその理由です。

・アイズオンユー
　父：エピファネイア　母：リキセレナード
　厩舎：田中淳司　生産：チャンピオンズファーム
　馬主：チャンピオンズファーム
　能検：3/21受験　タイム 50.1　馬体重 478kg

　能検のタイム、内容、そして、スーパーフレッシュに田中淳厩舎から単独登録。現時点の門別2歳馬では、能力が抜けている可能性が高く、高い評価をせざるを得ない1頭かと。父がエピファネイアで、このルールでは非常に指名し易いというのもあります。。

・リアリティワード
　父：サウスヴィグラス　母：アムールポエジー
　厩舎：角川秀樹　生産：社台ファーム
　馬主：吉田照也
　能検：3/14受験　タイム 51.4　馬体重 482kg

　このPOGではサウスヴィグラス産駒の指名は最重要項目だと思いますが、ちょっと捻って、社台ファーム生産のこの馬で。スーパーフレッシュ登録済みなので、他の方も多数指名されていますが、能検での余裕ある動きや、叔父にミリオンディスクのいる血統から、目先の1勝に限らず成長も見込めると思います。

・バブルガムダンサー
　父：パイロ　母：オノユウ
　厩舎：角川秀樹　生産：オリオンファーム
　馬主：MBR
　能検：3/14受験　タイム 52.7　馬体重 504kg

サウスヴィグラスと並んで重要なパイロ産駒ですが、名牝オノユウの仔を指名。能検では直線ラチ沿いを馬なりで悠々と上がってくる感じで良血らしいセンスを感じました。この馬体で、まだ仕上げ途上でしょうから今後の成長見込みで。

・シシャモダイスキ
　父：ルーラーシップ　母：リンガフランカ
　厩舎：田中淳司　生産：ヒサイファーム
　馬主：大野滿
　能検：3/14受験　タイム 51.4　馬体重 522kg

ルーラー産駒でこの立派な馬体ですから、あまり道営向きな感じはしないのですが、能検受けてる以上、一旦認定取ってからの交流狙いもあるかも。という、期待込みの指名です。
母父サンデーでスケール感は随一だと思いますがそれだけで終わらないことを祈ります(汗

・ソングウィズローズ
　父：ロージズインメイ　母：メイショウネイロ
　厩舎：田中淳司　生産：ヤナガワ牧場
　馬主：梁川正普
　能検：3/21受験　タイム 51.7　馬体重 432kg

ヤナガワ牧場の自己所有のようですが、YGGでヤナガワ牧場生産馬に一口出資させて頂いていて、妙な親近感。もう少し馬体重が欲しいですが、能検の動きは終始持ったままで余裕に見えたので、今後の成長を期待して指名してみました。自己所有なら焦ってデビューを急ぎすぎることもないでしょうからじっくり見たい一頭です。

・キングキャヴィア
　父：クロフネ　母：ゴールドキャビア
　厩舎：田部和則　生産：カタオカステーブル
　馬主：組）寿組合
　能検：4/4受験　タイム 52.7　馬体重 498kg

クロフネに母父ゴールドアリュールの本格的な血統にこの立派な馬体。能検で見せたフットワークも非常にパワフルで伸び代を感じる一頭です。来春までにどこまで本格化してるか、、ですが、化ければ凄そうな一頭です。馬主さんが組合馬主というのも穴っぽくていいかなと。。単独狙いの大穴候補です。

・ダリル
　父：カレンブラックヒル　母：ロイヤルリネージ
　厩舎：田中淳司　生産：北星村田牧場
　馬主：山口裕介
　能検：3/14受験　タイム 51.0　馬体重 422kg

山口ステーブル&田中淳厩舎の安心感。馬体重は軽めですが、山口ステーブル育成馬は早めに実戦にいって強みを発揮するタイプが多く、来春まで育成のアドバンテージを活かして戦う戦略だと思うので心配無用かと。早期のポイントゲッターとして期待の指名です。

・モリノブレイク
　父：ベーカバト　母：ヤマイチジャスミン
　厩舎：角川秀樹　生産：笹川大晃牧場
　馬主：森和久
　能検：3/14受験　タイム 52.7　馬体重 526kg

能検の動きから、こんなに指名する方が多いとは意外でした。やはりモリノラスボスの半弟という血統背景が人気の理由でしょうか。私的には、能検時のスピードに乗った後の動き(正直スピードに乗り切るまでは多少重苦しさが見て取れましたが。。)と、馬体の雄大さに今後の良化を見込んで指名しました。

・ボーダーライン
　父：ヴィットリオドーロ　母：ワイルドイマージュ
　厩舎：角川秀樹　生産：グランド牧場
　馬主：グランド牧場
　能検：3/21受験　タイム 55.5　馬体重 460kg

正直、10頭の中でも能検の内容は飛び抜けて悪いです。スタートは行き足つかない。追ってもヨレてまともに走らない。ただ、グランド牧場産で角川厩舎、スーパーステションの半妹で、父は去年活躍したイグナシオドーロと同じ。プロフ的な将来性は随一です。あとはポテンシャルがポテンシャルのまま終わらなければ。。。

・ビアイ
　父：メイショウボーラー　母：ビューティアイ
　厩舎：林和弘　生産：鳥井征士
　馬主：副島義久
　能検：3/28受験　タイム 50.9　馬体重 492kg

ざっと見た限り、他に指名された方はいないようです。もともとエイシンタンチョウの能検をチェックしようと思ったら同レースのこちらに目を奪われました。外目を余裕の追走で直線も無理には追わず、それでこの時計。馬体的な伸び代も見込め、期待値は十分です。

以上、10頭です。
まずは全頭無事にデビューを。
他場移籍で、応援すらできない・・・みたいなオチがないことを祈りつつ。

皆様、1年間よろしくお願い致します。