2022年第3回漢検準1級総括
漢検を受検された方お疲れ様でした。そして、標準解答が発表されました。
今回は前回より易しくなったように感じます。依然として、難化傾向が続いていることには変わりはありませんが・・・
特に私が受けたとき(2021年6月)に間違えた問題、「オックウ」が出題されました。この問題は正解ができなかったことで複雑でいっぱいな気持ちの問題でした。私が「億か憶」で迷いました。そして、答案用紙には「憶劫」と書きました。標準解答などを見たとき、悔しい気持ちになりました
ここでは特に難しかった問題を取り上げます
書き取り
(五)16より
「灌仏会」という問題が出題されました。灌仏会の意味は「釈迦の誕生を祝う行事」という意味です。
この言葉を知らなかったら、特に難しかったような問題だと思います。そして、準1級にも仏教語の問題が出題される可能性があるように感じました
四字熟語
(七)10より
とても難しい問題でした。そして、漢検漢字辞典に載っていました。
難易度の高い四字熟語の問題では漢検漢字辞典に載っているものを出題する可能性があるのだと感じました
因みに、乱臣賊子の意味は「国を乱す悪臣と、親の心に背いて悪事をはたらくこと」(漢検漢字辞典より)という意味です
各設問の中に難しい問題がいくつかあるようにも感じます。例えば、公式の問題集や市販の問題集だけではなく、漢検発行の辞典を使って勉強することが増えると感じました。また、問題集に載っている問題を前提として、語彙(知識)を増やす(アップデート)していかないといけなくなっていると感じます
特に準1級は難化傾向が続いているので、対策をしていかないと最近の準1級に合格できないようになっていると思います
漢検準1級を受検される方はしっかりと勉強して、合格できるように頑張ってください
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