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出会いに照れない

先日およそ50年ぶりにタカラヅカの舞台を観に行った。

そこに至るまでが面白い。
3月大阪へ行った時のこと。前から行きたいと思っていた中学時代の友人Kがやっている鉄板焼きの店へ。そもそもKとは中学以来全く音信不通になっていたが、僕の仕事仲間から偶然繋がって再会したのだ。
その再会時に大学医学部教授のM氏も紹介されて…その日はM氏家族も交えての食事会に。

テレビを作っているのでプライベートもさぞかし派手に飲み歩いているだろうと
思われがちですが笑、意外と人見知りで内向的なんですよ。なのでこういう人間関係の
広がり方はとっても珍しい。

中学の友人が焼いてくれる肉はとても美味しくて、異業種の方の話は興味深い。
「よく飛行機や新幹線で“この中にお医者さまは?”ってあるじゃないですか?
 あの経験ありますか?」
「ありますよ!実はね…」
みたいなトーク!もちろんこちらの業界話もして盛り上がる。

そこへお客さんでやってこられたのがタカラジェンヌ二人。そのお店が阪急沿線なので時々来られるそう。カウンターだけのお店なのでいつしか一緒におしゃべりする。こうなると根が仕切りやなので本領発揮です。
「何か舞台で失敗とかある?」
「前に登場シーンで…」
タカラジェンヌ、医学部教授、その家族、テレビマン…年齢も職業もバラバラな面々が
鉄板を前にアレコレ話していく。それを必死で回すMCの私😆疲れたけどとっても楽しい時間でした!

そしてタカラジェンヌと連絡先を交換して舞台を見させていただく約束をする。
するとすぐにチケットを手配してくれたのです。雪組風立にきさん!ありがたい(^^)

約50年ぶりに観た舞台はもう豪華絢爛でした!お芝居に引き込まれて歌と踊りに圧倒され…気づいたら終わってました。ヅカファンがハマる気持ちがよく分かります。
そしてにきさんをずっと目で追いかけてました。実は彼女から事前にお手紙をもらいこの場面ではこの衣装という表をもらっていたのです。

すごいでしょ❗️判別のつかない素人のために至れり尽せりのサービス。
ホント頭が下がります。エンターテイメントの裏側ではここまでやる。これまで少し別の世界…と感じていたタカラヅカ。でも体感したらとっても面白い。
となると自分がまだ手つかずの中でハマるエンタメはあるはず。そんなことを思いました。

すべて中学以来の友人Kとの再会から繋がった縁。
この年齢になるとどうしても新しい人との繋がりを忌避しがち。
めんどうだ、億劫だ、そしてそこに打算も見え隠れする。どうしても人間関係がクローズドしていく。
でも、だからこそ意識して広げていきたいと痛感しました。

出会いに照れない。
この言葉を心に刻みます。
風立にきさん、陰ながら応援します!頑張って👍



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