女性のゆらぎと仕事のカンケイ(オレンジ編)
みなさん、こんにちは。完熟オレンジことミドリーです。
「女性のゆらぎ」とはすなわち「女性ホルモン」の問題と認識しておりますので、「女性のゆらぎ」と聞くと、「クロワッサン(雑誌)」!と即答してしまいます。
なぜなら、クロワッサンでは年に1度は「女性ホルモン」が特集として組まれるから。
ミドリーはモノを捨てるのは得意な方ですが、どうしても捨てられないものも当然ありまして、2008年4月10日発売のクロワッサンがそのひとつ。
10年前の雑誌なので、掲載されている情報は時代遅れなのになぜか保管している不思議。なんでだろ・・・。最新の「女性ホルモン」特集と読み比べて、「その対策に進歩はあるけど、女性ホルモン自体は変わらない。変わりようがない。つまり、女性のゆらぎはみんなが通る道なんだなぁ」って、思いたいからなのか?
さて、このクロワッサン発売の数年前。ミドリーは生まれて初めて入院しました。病名は急性肝炎。
この病気は肝臓の回復を待ってひたすら寝ているしかないので、入院中の2週間ほど病室でひねもすのたりのたりさせていただきました。働き盛りで、自分でも良く働いてるなーと思っていたので、入院はご褒美ぐらいの感覚でした。
*注 肝臓の病気って無痛で無自覚。皆様もご注意ください。
入院中のある日、つけっぱなしのTVから流れたハチミツ関連の通販番組で、ミドリーは衝撃の事実を知ることになります。
1匹の働き蜂が集める
ハチミツはスプーン一杯分
えええええええええ!一生かけてスプーン一杯!?
一口で食べてごめぇぇぇぇぇん!!
よくよく聞くと、働き蜂の寿命は約1か月で、外に出て蜜を集めるのは2週間ぐらい。その期間でスプーン一杯分を集めるので、むしろ、「よくぞスプーン一杯分も!」と、その働きぶりを称賛するところなのですが、その時、お疲れモードだったミドリーは、働き蜂に自分の境遇を重ね合わせ「たったスプーン一杯!?」と衝撃を受け、涙まで流したのです。(笑)
この「スプーン一杯の衝撃」が、後日、クロワッサンを読んだ際に甦ることになろうとは、その時のミドリーには知る由もなかったのでございます。(岸田今日子のナレーションで脳内再生推奨)
察しの良い方はもう気付いていらっしゃることでしょう。
そうなんです。
女の一生で作られる女性ホルモンも、
スプーン一杯分なのです。
*注 ここでいう女性ホルモンは、卵巣で作られるエストロゲンとプロゲステロンのこと。
しかも、女性ホルモンの量はその人の体質で決まっているので、自分の努力ではどうしようもない。女性ホルモンそのものを増やすにはホルモン補充療法しかないと、2008年のクロワッサンでは紹介されているのです。
女性ホルモン、一生でスプーン一杯。
女性ホルモン、一生でスプーン一杯。
女性ホルモン、一生でスプーン一杯。
ってことはですよ。
「何見ても涙が出るわー」とか、「何食べても太るわー」とか、「むくむわー」とか、「アゴに太い毛が一本生えたわー(これは男性ホルモン!?)」など、毎月の生理時期、プチ更年期、更年期に、女性のココロと身体に訪れるゆらぎは、女性ホルモンのとんでもなくミクロな差が影響しているってことなのですね。
さらに、女性のココロと身体のゆらぎを和らげるために販売されている生理痛・頭痛薬・イソフラボンだの、漢方薬だのの医薬品や医薬部外品、むくみ解消ストッキングや、お腹をあたためるグッズ、ヒーリングミュージックだの、ヨガだの、アロマだの、テラピーだの・・・・もろに女性ターゲットのマーケットを牛耳っているのは、女性一人当たりわずかスプーン一杯分しか生成されない女性ホルモンであるという事実。
なんという「スプーン一杯の市場価値」。
プチ更年期からの更年期を迎えようかというミドリーもまた、女性ホルモンのミクロ単位の減少に揺るがされているわけですが、「仕事とのカンケイ」を考えてみると、意外や意外、「仕事があってよかった!」という思いに揺るぎはありません。
人生という旅路の中で(いきなり何を言い始めるんです?)40代~50代というのは、夢に向かって自分ひとりで爆走するわけにはいかない年代なんだなぁって、最近つくづく思うわけです。子供がいたら子どものこと。結婚していたらパートナーとのこと。未婚でも家族・親戚との関係、働いていたら仕事上での役割。そして、どんな境遇にあろうと平等にやってくる自らの老い&親の老いなどなど。「いろいろあるよねっ!」って中で、自分を生きていく年代。
ミドリーは、未婚で子どももいませんが、人並みにいろいろあります。女性ホルモンはミクロの差じゃないだろってぐらい減少していると思われますし。ルンルンなこと、ギャオスなこと、びぇぇぇんなこといろいろあります。だが、しかし。いろいろあっても、ゆらぎの中に留まることを、仕事が許してくれなかった。
あー。いま、我ながらいいこと書いた。その通りだ。繰り返す
ゆらぎの中に留まることを、
仕事が許してくれなかったんです!
そこに救われました。救われています。
確かに仕事中は揺らいでいる時間がなかった。しかし、ミドリーだって女の古。その分、徒歩でダラダラ歩く通勤の30分間は心のままに揺らいでいました。そんなミドリーを救ってくれたのは・・・音楽です。
ゆらぎの程度によってセレクトする曲にパターンがあることが、自己観察によって明らかになりましたので特徴的な3曲をここにお知らせします。
【ゆらぎマックスのどん底期】
G線上のアリア byバッハ
この曲を聞いていると自然と呼吸が細くながーーーーーくなるのです。だから落ち着くんです。頭が空っぽになるんです。歌詞がないのである単語にひっかかるってこともないのがいいのかもしれません。飽きるまでエンドレスで聴いてマインドフルネス!
【若干上向き期】
ヴァーチャルインサニティ Byジャミロクワイ
聴覚だけでなく、視覚的な刺激を求めるようになる=回復の兆し。このPVのジャミロクワイは世界一かわいい💛 目から耳から「好き」を注入すると気分もあがる。誰にも見られない路地裏でジャミロクワイを見ながら踊って歩けるようになると、「もう、それ、回復してる!」
【超回復期】
ブギーワンダーランド byアース・ウィンド&ファイヤ
セプテンバーでもゲッタウェイでもなんでもいいのですが、「アース・ウィンド&ファイヤ、やっぱいいわー」と聴けるようになったら、回復を通り越して怖いモノなしですね。
ひとつひとつの段階に気がすむまで没頭して、超回復まで持ち直すともう万全。ダウナー系音楽を聴いても引きずり込まれることなく、アッパー系を聞いて逆に悲しくなることもなく、80年代から最新のモノまで、ジャンルを問わず、節操なくなんでも聞けるようになります。
こんな風に音楽のチカラを借りながら、仕事をしてゆらぎをやり過ごす。
ミドリーのゆらぎと仕事の関係は、これがまとめとなるでしょうか。
おほほほほ。