私の〇は美しい!「ありがとう!マイ・ストマック!」

みなさま、こんにちは。完熟5の最年長オレンジことミドリーです。
「健康」がテーマと聞いて、加齢の、加齢による、加齢のための、
華麗なる知力・体力・視力の衰えいずれもありすぎて、何を書くべきか迷いました。

んがっ!マンゴーリーダーが脳のMRIで断面図の美しさにうっとりして、「記念にほしいと思った」と話しているのを聞いて、思い出したことがあるのでそれを書きます!

あれは25年ほど前のこと。胃痛のため内科を受診したところ、胃カメラを受けることに。
胃カメラって今はチューブが随分細くなっているようですが、当時は人差し指と親指の中間ぐらいの太さはありました。

筋肉注射を打って、お薬を飲んでベッドに横たわり、サザエさんかってぐらい「ウンが、フッフ」と胃カメラを喉に通す。ここは辛かったですが、喉元を過ぎると、苦しくもなんともなかったので、先生と一緒にモニターをみていました。

「あ、みられます?」ってモニターを見やすく動かしてくれる先生。

生まれて初めて見る、自分の内臓=中身!
つるつる、ピカピカ、きっらきら✨という印象でした。

(美しく上塗りされる記憶)

その場で思い出されたのが、
映画「ミクロの決死圏」。

この映画はミドリーが小学生のころだけでも10回は観ているんじゃないかってぐらい再放送されていました。大好きだったんです。(わかる人いるかなぁ)

アメリカに亡命した要人が脳出血で倒れ、その治療のために、なんと!5人の専門医がミクロサイズになって要人の身体に入り治療する、というお話です。しかも60分のタイムリミット付き。
時間切れになってサイズが戻ったら、スプラッター映画になりかねない題材です。

ミクロサイズの博士たちは宇宙船みたいなもので移動するのですが、赤血球が綺麗だったり、白血球に異物と思われて攻撃されたり、心臓を通り抜けるときはちょっと心臓止めてもらって(んな、簡単に言うけど)、その間に行かないとつぶされちゃう!とか。
ハラハラドキドキさせつつ、とにかく、体内の映像が綺麗だった記憶。

だから、胃カメラからの映像に、「ミクロの決死圏みたい~!」と思いつつ、
「これが自分の内臓か。うううう、がんばってくれてるんだなぁ」と感激しておりました。
「ポリープはないですね、潰瘍の後が少しあるけど問題ないですよ。ちょっと胃酸過多かな」といって、先生がズボボボボと胃酸を吸引してくれたときは、まさにお腹の中が、うひょひょひょひょ、くすぐった~い。
いらないものを吸ってもらえた~とスッキリ!(思い込みが激しい)。

胃カメラが終わるころには名残惜しくさえあり、
「ありがとう!マイ・ストマック!」と心でお礼を言いました。
それにしても、カメラとばかり思っていたのに、吸水装置まで兼ね備えていたとは。
「ありがとう!医療機器!」と、今更ながら萌えます。

さて、すっごい久しぶりに「ありがとう!マイ・ストマック!」エピソードを思い出しましたが、今のストマックの様子といえば、良性のポリープがあるのはわかっていますが、加齢に負けずがんばってくれています。

ストマックに限らず、自分の内臓・血管・骨から皮膚の産毛にいたるまで、身体のひとつひとつをターヘルアナトミア的(適当)に愛おしみ、「ありがとう!」って伝えたい気持ちでいっぱいです。



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