長時間労働は自殺の原因ではない
>向山さんの残業時間は自殺前の1カ月間で148時間、その前の月は209時間に及び、遺族は「常軌を逸した長時間勤務で自殺に追い込まれた」などと訴えていました。
仕事に遣り甲斐があって楽しければ、残業も苦にならない。勤務時間が長くても必要に応じて休憩すれば、自殺願望が芽生えるほど精神的に病むこともない。
同じ労働環境で同じ時間働いた全員が自殺する訳ではないのだから、時間や環境に原因を見出すのは論点摩り替えである。労働者には酷な話だが、問題の本質は結局のところ「労働者自身の自己管理能力、即ち労働観念」に帰着する。
どんな経緯・理由があれ、自殺の加害者は被害者自身。よって、職場や上司には「労働環境整備を怠った」という落ち度はあっても、「職員や部下の自殺の原因」はない。
そもそも「長時間労働する人が自殺しやすい」のではなく、元々、自己主張力・主体性・断る力・自己肯定感・自己客観視能力が乏しく自殺しやすい人が、自分に鞭打って無理な労働をしがちなのだ。労働観念・人権意識が未熟なままで表向き労働時間を短縮しても、根本的な解決にはならず、条件が揃えばまた自殺が発生する。
以下、弊サイトより抜粋。
適切十分な人権概念・判断力・問題解決力を習得した者は、どれほど劣悪な環境にも適応し希死念慮はおろか自己嫌悪すら抱かない。
自他殺願望の原因は「死ねば解決」という勘違い錯覚テロリズム虚無主義。その洗脳からの脱却に必要なのは幅広い知見。
宇宙の片隅の星の上の高度文明の発達期に知的生命体として直に生きる又とない機会・幸運を自ら放棄するのは贅沢の極み。
自殺者に同情し過ぎれば後追い自殺、関係者を責め過ぎれば復讐自殺を誘発。自殺者心理に疎い偽善者ほど報道規制を非難。
自殺に関するよくある勘違い kanjo.g1.xrea.com/hanzai.htm#2
同じ原因は常に同じ結果を生む。時に結果が異なるなら、それは原因ではなく主観的な理由や動機条件言訳口実根拠切欠発端相関。
原因ではない表層的事象の解消は偽善・自己欺瞞。根本的解決にならない。故に、仮に貧困を無くしても富豪が罪を犯す。