腕白小僧にはグロ動画を
発生原因を見極めない大人がいる限り、類似事故は何度でも起こる。
>事故はのり面への進入を防ぐ措置が取られていなかったのが原因(父親)
自身の教育不足を責任転嫁したいのだろうが、論理飛躍している。進入は原因ではない。進入しただけでは事故は発生しないからだ。
怪我の原因は落下。その原因は子供の油断・不注意。過去に何人もの子供が何度も出入りしたであろうその場所で「何故その時我が子が落ちたのか」を考えなければならない。
>好奇心が強い児童が足を滑らせて転落し、重大な危害を生じることは予測できた
寧ろそれは予測できたからこそ、普段から注意をしていたのだ。真に予測できていなかったのは「口頭注意だけでは不十分(な子もいる)」という事実である。だがその事実に、裁判官ですら気付いていない。
>進入防止の柵を設けるなどしていなかった市の責任を認めた。
柵を設けても、冒険心・好奇心の強い子供は却ってそれを乗り越えようとする。
>少年はのり面の危険性について教諭らが注意するのを聞いていたなどとして、少年側にも過失があったとした。
口頭注意だけでは情報不足だった、という事が問題の本質。
想像力・先見性の乏しい子供に必要なのは、それを喚起する必要十分な情報だ。「カメラが捉えた決定的瞬間」などのTV特番で使われる「命に別状はなかった」等の安心させるフレーズやモザイク処理は警戒心を薄れさせるので、「高所から落ちた人はどうなるか」ありのままを見せるべきだろう。
文章や静止画では効果が薄いので、「子供は高い所を目指したがる」という児童心理も加味しつつ、実際の生々しい事故の瞬間の映像を見せるのが最も良い。
子供にグロ画像を見せるのは酷だ等と主張する偽善的な大人は、「その偽善が自分の子供の凄惨な姿を見る確率を高めている事実」に気付くべきだろう。
ショッキングな映像を見てもなお恐怖より好奇が勝る子供には、ヘッドギアを着用させるか保険を掛けるしかない。