【ふつうの軽音部】48話 顔に青筋立てていく系の女子
「俺が見る目あると思ってる先輩ら」に審査をお願い
ごーまーん
先輩をナチュラルに「下」に見ているから言える傲慢な言い草
やわらかい言い方をして猫を被っている鷹見だけど、根底にある傲慢さはまったく隠れないところが鷹見の鷹見たるところ
たまき先輩に会えてうれしそうなはとっち
審査員をお願いしたのは「性カス」の3人
鷹見が認めたのは「性カス」だけってことか
「やっぱり私さ 音楽に優劣つけるのあまり好きじゃなくて」
夏帆ちゃんはたまき先輩に劣等感を感じてバンドと学校やめた
音楽と優劣にいい思いがないたまき先輩
そりゃ審査員断りたくなる
「そりゃ演奏技術とか人気だと負けてるけどさ…
たまき先輩をどっちのバンドがアゲれるかって言ったらそりゃあ私たちのバンドでしょ」
わかってるはとっち
そうだよなと読者も思うわけだけど、逆にフラグに感じちゃう
もしかして鷹見が覚醒する？演奏技術だけじゃなくて、一般人受けするためのチャラいバンドじゃなくて、鷹見が表現したい心を情熱をいれてくる？
ちょっと前は鷹見に羞恥心を感じていたはとっち
舐められてるのを感じて怒りが湧き出してきて、当たり前のように煽りだす
相性いいなこいつら
「う〜〜〜ん わかった！」
バキバキにライバル心を見せ合う鷹見とはとっちの二人を見て審査員を受けることにしたたまき先輩
「いや私 勝負するとはまだ…」
「えっ そうなの ちひろちゃんもやる気なんだと思ってた」
どうみても煽りあってたからそう思うよね
「いや〜常識的やわはとっち」
はとっちに火をつける方法わかってる鷹見
なんだこいつ
どうしてこんなにはとっちを理解してるんだ！
はとっちのこと大好きだろ鷹見
まあ恋愛のことじゃないけどさ
「やってやらぁ！！」
無礼られちまったらしゃあない
バドルしかない
挑発にのっかりまくったはとっち
なんか賭けようや
「勝ったバンドは負けたバンドのメンバーの誰かにひとつ好きなことを質問できる……っていうのはどう？」
「な なにそれ…… 別にいいけど…」
鷹見ははとっちになにか質問したいのか
いや、今聞けよって思うけど、負けした状況だからこそ聞けることなのか？
ちゃんと悔しがらせてこそ聞けることなのかな？
「よくわからんやつだぜ…鷹見…」
それでは今から第2回はーとぶれいく会議を始めます
疲れ切った桃ちゃん
バンド代表者会議が無駄に揉めて長引いて疲れちゃった
「なんで揉めてたのかくわしく…」
他人が揉める、衝突することが大好きな厘ちゃん
ハロウィンライブでやる曲、持ち時間的に4〜5曲できる
「そんなに！？」はとっちと同じ感想を持ってしまう
他3人で1曲ずつ決めたらええんちゃう？
「私はもう決めてる
はとちゃんのことを歌った曲を見つけたから」
厘ちゃんがはとっちに投影する思いがわかりそうだ
てかコスプレはどうするん？
「特に希望がないなら仮装の衣装は私に任せてもらっていい？
当日までに用意しとくから
どんな衣装かは当日のお楽しみってことで」
桃ちゃんのアニマルキングダムふたたびの予感
プロトコルとの勝負
「何でも質問できるって…
その提案キショすぎるやろ
なんなんあのクソマッシュ」
鷹見に辛辣な彩目ちゃん
後夜祭で大トリやりたい
目標をメンバーに語るはとっちの笑顔100点満点
メンバーからは輝いて見える
はっきりとした目標を語るはとっち
「うん…あたしも後夜祭は絶対トリで出たい！
だから勝とうやプロトコルに！」
「そんなん別に余裕やろ
あんなやつら大したことないんやから」
たまき先輩のライブをみて、感銘を受けた二人
心ははとっちと一緒だ
「はとちゃん…
やっぱりあなたは神」
厘ちゃんブレないねえ
勝ったときなんか質問すること考えといて
代表者一人じゃなくて、各メンバーが一人一問聞ける感じか
元くん普通にキショいね
「鷹見って鳩野さんのこと妙に意識してるよなぁ」
「なぁ兄ちゃん 兄ちゃんってなんだバンドやろうと思ったん？
「それを聞くか項希よ…
メジャーデビューしたらどっかのインタビューで語ったるから それまで待っとけや」
鷹見がはとっちのライブ見てフラッシュバックしたのは兄さんだったか
兄さん死んじゃったパターンか
兄さんが答えてくれなかったことをはとっちに求めてるのか
兄さんに感じたものをはとっちに感じたのか
やっぱり鷹見も神を求めてるんだな
神をさらに上のステージにあげるため、踏み台になってくれ鷹見
感想
今回はまだ鷹見のほうが勝ちそうでもあるな
鷹見が覚醒しなくても、たまき先輩以外の二人はプロトコルのほうが上だと判断しそうにも思える
審査では勝っても、心では何かが足りないと思った鷹見がはとっちに本気で質問する形になりそう
鷹見の心の穴を埋めてやる流れになりそうだ
楽しみですねハロウィンライブ