【ふつうの軽音部】55話 一番好きな内田桃更新回

俺らと一緒にバンド組んでくれん?

「フン…俺はヘタなやつとは組みたくない」
トガッていると思う田口くん
鷹見は笑顔
バンドガチ勢な元くん
元くんみたいなタイプ、鷹見は好きなんだろうな

「俺らプロトコルはこんなレベルの部活じゃなくて…
 もっと高い場所まで行けるバンドやと思ってる」
鷹見は口では言えないけど思ってそうな言葉
鷹見が言ってほしそうな言葉

田口くんが驚いた顔してる
こんなことはprotocol.メンバー含めて誰にも言ってなかったんだろうな
桃ちゃんに詰められてなぜか言ってしまう元くん

調子に乗ってると思うわ イキリすぎやろ

桃ちゃんの顔つきが変わってる
表面上の話じゃなくて、本音で話してる
元くんが本音で伝えたから、本音で返す桃ちゃん

桃ちゃんの言葉は理屈でもなんでもない感情論
桃ちゃんの気持ちを出したいだけの言葉
でも桃ちゃんの本音

元くんと議論したいわけじゃないんだろう
元くん言葉は人を上か下かだけで判断している
それだけじゃないだろと思う桃ちゃんが自分の思うことを伝えただけ


桃ちゃんの吐き出したい気持ち

『恋愛への価値観が違う』
そんな理由で友達だっ舞伽ちゃんと離れた
確かに桃ちゃんは恋愛がわからない
鷹見の彼女だった舞伽ちゃんが、彩目ちゃんの件でわだかまりを持ってるのもわかる

でも、それで友情を終わらせちゃうのか?
舞伽にとって、私との関係はそんなに軽いのか?
舞伽に言えなかった気持ち

「私はそういうの大切やと思ってるし
 そんな自分をおかしいとは思わんから」
桃ちゃんの中にある舞伽ちゃんへのわだかまり
舞伽ちゃんに出せなかった言葉を元くんにぶつけたわけだな

舞伽ちゃんに言い過ぎて絶縁したくないけど、
元くんなら言い過ぎて縁が切れてもいいだろと思って言えた言葉
本音をぶつけた桃ちゃん

鷹見はやる気やん

鷹見ははとっちになにかを感じてる
『protocol.』は『はーとぶれいく』より技術テクニックは上
でもソウルハートじゃ負けんと桃ちゃんは思ってる

そしたらお互い頑張ろな!! 絶対負けんから!!

ごちゃごちゃ言葉で伝えてもしゃあない
同じ軽音部なら、演奏見たらつたわるやろ
伝わらんならそれで終わりや
そんな気持ちのこもった桃ちゃん言葉

すっきりした顔
最近舞伽ちゃんのせいで沈んでいた桃ちゃんのメンタルケアを一石二鳥でやった厘ちゃん
恐ろしい子

元くんとしては、桃ちゃんから『お互いに』という肩を並べる関係に扱ってくれたわけだし
桃ちゃんとの物理的距離最短記録更新しただろうし
「わかった!?」フン なんて怒り顔を見せてくれたわけだし
去り際の笑顔なんて夜に何度も脳内リフレインしただろう
もうたまらんだろうな
桃ちゃんの理屈は1ミリも納得していないだろうけどフン!の圧に負けて「まあ…そうやな」とか言っちゃう
そりゃもうドラムパートの先輩に謝りにいくくらい余裕よ

厘ちゃんの手駒 牧田くん

かっきーを連れてドラムパートの先輩を持ち上げる
いい気持ちにさせたところで元くんのすみませんでした
見事なコンボでドラムパートのギスギス解消

かっきーは牧田くんが誘った
牧田くんを誘導したのは厘ちゃん
元くんが謝ろうと動いたのは桃ちゃん
桃ちゃんを動かしたのは厘ちゃん
この流れを厘ちゃんの掌の上でつくったわけだ
恐ろしい子

数志部長の謝罪

なんかいまいち納得いかない顔した女子
裏で絵を描いた厘ちゃんの存在を察する鶴先輩
なんで分かるんだよこの人
同類だからだろうな

「いや〜幸山さん おかけでうまいこといったわ」
「怖いくらいすんなり収まったな」
恐ろしい子

1年後私がこの軽音部の部長になる
悪い顔した厘ちゃん
しかし、鶴先輩は生徒会長
部長より上をいくスタンス
なんなんですか?この二人

感想

第1ラウンド終了とか書かれてる
壊そうとした鶴先輩と
守ろうとした厘ちゃん
今回は厘ちゃん勝利
立場的に守ることになったけど、目的のためには鶴先輩を退部させようとしてることから、結局同類なんだよな

そんなことよりハロウィンライブだ
桃ちゃんの感情に一旦の整理がついたし、いい衣装を期待しよう
ってかハロウィンライブにはレイハさんもいるんだよな
やべー女ばかりで大変だね


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集