【ヨルクラ】夜のクラゲは泳げない10話感想

いやーよかった
ありがとうめい キウイ

花音のJELEE活動休止

こんな小さなことのために歌ってたんだ
「小さな」というのは価値として小さいという意味ではない
「小さな」世界
とても身近な人のために歌っていた
世の中の人に向けて歌っていたわけではない
ヨルのため 自分のために歌っていた

そんな身勝手とも言える目的なのにフォローしてくれた人は10万人
推してくれる人に向けてるわけじゃない
後ろめたい

そんな気持ちの整理ができない花音
整理できるまでもう歌うことはできない

働くめいとキウイ

花音のまひるの帰る場所を守るために
バイトを始めるがポンコツ
オーダーを聞けないめい
接客ができないキウイ
キウイは同級生以外にも対人恐怖症的になってるんだな

メロとめい

楊貴妃のような鼻のメロ
クレオパトラのような鼻の花音
世界三大美女の残り小野小町
「強いて言うなら雪音」らしい

めいのストーキング能力が光る
メロゲット
サンドー箱推しというわけじゃないだろうけどメンバーの動向くらいは把握して当然か
「メロちゃん」と呼ばれるたびに舌打ちするメロ
めいはあからさまに「橘ののか」のファンの見た目
事実上ののかをクビにしたのはメロ
ののかへの後ろめたさがあるのか?

めいが花音と近しい関係と知り
ファンと推しの距離ではなくなる
花音から真相を聞いているはずと思ったのかも

メロの雪音ぴに対する崇拝とも言える感情
掲げたグラスに光る氷
雪音には美しさと冷たさも感じられる

「橘ののか」も同類だったと認識
音楽から離れられなかったのは雪音ぴに母親に見つけてほしかったから
自分と近い存在だからこそ花音の本質を理解していたメロ
JELEEとしての花音を見つけていたのはそのせいか
花音の痛みや苦しみを現状最も理解しているのがメロなのかも

メロは雪音ぴのためにサンドーを続けていく
でもののかを失わせる原因を作ったのはメロ
心の傷になっていると感じさせる

キウイとみー子

JELEEの状況を知って助け舟を出そうとする
どんな状況であってもファンにはメッセージを伝えるべき

アイドルとファン
推される側と推す側
みー子とアリエルのコンビだからこそアイドルを続けてこれた馬場静江
重みのある言葉
さすが頼れるお母さんお姉さん

当たり前のようにめいとキウイはバイトクビ
店長の保奈美さんは花音の姉の美音の友達とのこと
いい人だけど戦力外とサボりにはキビしい

花音のサンドー引退後

サンドーの暴力騒動での引退後
母親に見捨てられたことで早川姓を捨て山ノ内花音を名乗る
父親に引き取られたわけではない
父親の姿は反射した向こう側

花音は髪を今の色に染める
カラフルな色 変な色のクラゲ カラフルムーンライト
花音のなりたい姿
憧れた姿
強くなりたいと願った姿
学校には居場所がない
虚勢

その姿がまひるには強く見えた
最強ガールな花音
その強さに憧れて並べるように強くありたいと願い
辞めていたイラストに真剣に向き合った

ホントは弱い花音とまひる
花音はまひるに触れて弱くてもいいと依存した
まひるは強さに憧れて花音のように強くなろうとした
すれ違い

めいと花音

アイドルのファンではなく友達として向き合うめい歌う理由は母親に見つけてほしかったからですか?
当初の目的はそのとおり
好きな人に見つけてほしかった

花音は母親に利用されたのは理解している
母親を「あの人」と呼ぶ
それは母親を母親として認識できなくなった人の言葉
母親という存在だけではなく一人の人間なんだと自立した子どもから出てくる呼称が「あの人」
無条件に愛情を注いでくれる存在ではないと知った呼称

悲しい笑みをみせながら母親と同じと言う
母親が花音を利用したように
花音もまひるを利用していたのか
母親から花音が傷ついたように
花音がまひるを傷つけてしまった

JELEEは解散するしかない
ちっぽけな自分

花音がまひるを利用したわけではない
花音が求めていたヨル まひる
まひるに願いを強く強く重ねてしまった
まひるも私と同じ思いだと信じて疑わなかった
それゆえのすれ違い

でももしかしたら
それは花音と雪音も同じかもしれない
花音という才能に惹かれ
雪音は自分と同じ夢を一緒に歩いていると思っていたのかもしれない

めいとキウイ

JELEEを解散するか
めいは解散を受け入れない
キウイは解散を受け入れる

キウイはいつも俯瞰でみているような一歩離れて見ている
まひるから雪音の誘いを相談されたときもそう
相手の意見を尊重するようでいて
いつも逃げる方向の道筋を示す

それはキウイの弱さ
自分が逃げていることへの負い目
逃げるなとは言えない弱さ

みー子と揚げバター

揚げバターはアメリカでは実在するという話を見たことある 本当かは知らない
人間が吸収可能な限界を超えてるような気がする
誰かとめてくれ
というか止めてくれアリエル

めいとキウイ二人だけの生配信

JELEEの解散発表
最後に歌のない新曲を流して終了
そのはずが急に歌い出すめい

歌が苦手で学校で恥をかいたトラウマのあるめいが歌う
JELEEは終わらせない
歌はなくさない
そんな気持ちが溢れた絶唱
歌詞もわからないくらいの叫び

みー子の後押しを受けてキウイが走る
バイクで花音のもとへ走る
途中でメロの残留思念を踏んでも走る
ピンポンダッシュ(ただし逃げずに部屋内でダッシュ)
一直線で花音へ

花音は生配信を見ていない
JELEEに向かうことができなくなっていた花音
歌うめいの姿を見せるキウイ

花音とキウイとめいの推しごと

伝える想い
届け!
放送事故 やめちまえと文字のみんなは攻撃する 
めい! 思わず叫ぶ花音
でも歌い続けるめい
もうこの辺で涙が止まらない
テキスト書いてるだけで泣ける
がんばれ!文字のみんなも応援している
届け届けたい人へ!

ボロボロと涙がこぼれる
9話とは別の涙があふれる

サンドーの橘ののかが好きだっためい
JELEEは解釈違いだったはず
でも今はJELEEが好き
いや花音という一人の女の子
本当の花音が大好きだと叫ぶめい

推す側の声に押されて歌うことを決意する花音

ちゃんと生放送を聴いていたまひる

生放送を聴けなかった花音と違う
ちゃんと聴いていたまひる
花音に連絡しなかったのはめいとキウイを
そして花音を信じていたからか

花音とまひるから始めたJELEE
クラゲ 海月
まひるが欠けたからもう半月になったと思ったけど
支えてくるめいとキウイがいる

エンディングの1日は25時間。

4人が同じ月を見上げるシーンがホントにいい
話が進めば進むほど良くなるエンディング
もちろんオープニングもいい
もう始まった瞬間に泣けて
終わっても泣けるヨルクラ


10話予想の反省と11話以降の予想はまた別で書きます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?