【ふつうの軽音部】42話 夏帆ちゃんの作り笑いが悲しい
たまき先輩1年生の初ライブ
男子はちょっと苦手なたまき先輩
一緒にいる男子は喜田くん、現部長の山添くん、あと誰か知らん
喜田くんのことが好きな夏帆ちゃんのおかけで友達になれた
山添くんギターの弦全部切れる
よくそこで辞めずに部長にまで登りつめたな
打ち上げのカラオケ
たまき先輩の歌が上手いことを知って衝撃を受けるボーカルの夏帆ちゃん
しかもバンドに詳しくて喜田くんと会話が噛み合う
「え〜完全に趣味同じやねんけど!」
「ボーカルやればよかったのに」
おそらく夏帆ちゃんは喜田くんのことが好きだからバンドをはじめたんだろうな
自分より歌がうまくて可愛くてバンド好き
喜田くんの好みの女として、自分より上の存在だと意識してしまう
ボイストレーニングする夏帆ちゃん
たまき先輩から見てもうまくなった
「楽しい」
友達とバンドができて、メンバーの技術があがってきて、自分のギターもうまくなってきたと感じるたまき先輩
でも夏帆ちゃんの顔は必死
「演奏中みんなたまきしか見てなかったよな」
メンバーもたまき先輩がメインだと感じてる
夏帆ちゃんも「なんでお前がボーカルやってるんだ?」と思われてると被害妄想しちゃう
「夏帆あのさ…
夏帆のボーカルすごく良くなってると思う」
たまき先輩の本心
でも自分より上手い人に言われても素直に受け取れない夏帆ちゃん
「たまきがあたしの代わりにボーカルやったほうがよくない?
みんなそのほうが喜ぶと思うし」
言えない心の内
もしかしてたまきもそう思ってるかも知れないと思ってしまう夏帆ちゃん
いつからか本音で話すことができなくなり、作り笑いをするようになった夏帆ちゃん
夏帆ちゃんが作り笑いしていることがわかるたまき先輩
あ〜ごめん笑いすぎておしっこしたくなってきた
「いやでもたまきに笑ってもらえたから着てきたかいがあったな〜」
「喜田って…たまきのこと…好きやろ?」
否定してほしい
「いや…まあ…てか本人にいうなよ!?」
ああやっぱりそうだ、思っていた通りだったとわかる夏帆ちゃん
中学のころから喜田くんのことがずっと好きだった夏帆ちゃん
「たまきは無理やと思うで…」
女の子が初恋のたまき先輩
「だってあのこ た…たぶん…」
その後に続けて「レズビアンやで」と言う寸前だった夏帆ちゃん
友達だから話してくれたことを、レッテルにして他の人に話そうとした
友達を裏切りそうになった夏帆ちゃん
「あたし…今なにを言おうとした?」
自分が何をしようとしたのかを理解して青ざめる夏帆ちゃん
たまきの顔を見ることができない
自分はそんな人間じゃなかったはず
でも、たまきがいると狂ってしまう
このままたまきと一緒にいたら、いつか言ってしまう
自分が嫌いな人間になってしまうという恐怖
夏帆ちゃんが追い詰められていく
感想
恋は人を狂わせる
たまきとの友情が嫉妬に塗りつぶされていく夏帆ちゃん
闇落ち寸前で止まったけど、もう止められないかもしれない
この後たまき先輩のガールズバンドは解散するわけで、喜田くんとバンド組むわけで、夏帆ちゃんは学校からいなくなるわけで
次回大きな事が起こるんだろうなと思わせられる
夏帆ちゃんとしては、たまきがどう思っているのかいろいろ感がちゃって煮詰まってるだろうな
「どうしてたまきはボーカルをやらないのか?」
「下手な自分がボーカルしていることをどう思っているの?」
「もしかしたら見下されているの?」
「いやたまきはそんな人じゃない」
悩んで苦しんで嫉妬に向き合って自分の醜いところをずっと見てしまって苦しんでいる夏帆ちゃん
夏帆ちゃんたまき先輩を傷つけちゃうのか?
ても夏帆ちゃんもいい子だから一人で爆発しちゃいそうな気もするなあ
「軽音部って人間関係のトラブルばっかだし楽器はなかなか上手くならないし…
頑張っても大人たちは評価してくれない部活だけど私は入ってよかったと思ってるし続けることで得られるものがある気がしてるんだ」
1巻でたまき先輩がはとっちに伝えた言葉
たまき先輩は人間関係でトラブり辞めたくなることがあったけど、やめなくてよかったと思っている
今のたまき先輩を作った過去のお話
続きが楽しみです