be happy with hoppy
金曜。会社の飲み会であんまり美味しくない居酒屋で飲んだ。飲みに飲んだ。
そして飲んだはいいものの、帰ってあんまり水も飲まずに布団で泥のように寝たのがよくなかったようだ。
土曜日の昼過ぎに鏡にうつったのはパンパンにむくんだ顔で、考えられる限りのすべてのやる気を削いできた。
あーなんか時間の感覚が鈍化して、心底うっとうしい。YouTubeの飛ばせない30秒の広告みたいな、薄くて長い時間が体を通ってくのがわかる。この感覚、ひさびさの二日酔いだ。
あーあ。
顔パンパン鼻水ズーズーお腹モチモチですがな。
昨日行った居酒屋とは、相性が良くなかった。
とにかく損得勘定だけに固執してしまうような私は、飲み放題のプランがある居酒屋ってあんま行かない。飲み放題のお酒でどれだけ腹を満たし酔いの状態まで持ってけるかに意識を集中させてしまうから飲みすぎてしまうんだよな。
そもそも、その店の注文がタッチパネルってわかった時点で嫌な予感がしたんだよな。
全国チェーン店でもないのにタッチパネルだとか、自分のスマホからメニューのQRコード読み込んで注文するタイプの居酒屋って”お察しします(ハンマーカンマー)”だよね。
そしてその嫌な予感は、お通しとして出てきた塩キャベツの大盛り加減と舌が痺れるくらいの塩辛さによって、確信に近いものに変わっていった。
やっぱりその後出てきたのは、大根のつまの量が全体の8割を占めているパサついた刺身盛りとか、やけにはっきりとしたイエローなフライドポテトだった。
適当な刺身とか海藻を自分の小皿によそって食べてますよアピールをしつつ、大皿をテーブルの中央の方に押しのけて料理のほとんどを無視することした。今日はアルコールを摂取し雑談をすることに専念だ。
そうと決まれば、タッチパネルのアルコールのページをスクロール&タップの繰り返しだ。カロリーが低そうでアルコールの高そうな飲み物を片っ端から注文。んで胃袋が液体でタプタプになってトイレ行って。そしたらトイレもあんま綺麗じゃなかったり男女兼用なんだってなったりして、あーあってなって。
なんつーか、そうなんだろうけど。
安い店は結局治安が終わるから安い!みたいな自明のことをわざわざ考えないといけないの悲しく辛いよね。その不問律が分からないなら、安いんだからとにかく目を瞑りなさい!みたいな消費しかできないのかワシらは?
はぁ、
よくわからん個人商店も高い上にそこまで衛生意識高くないぜ?
頭いたくなってきた。
そんでもったいないからとりあえずハイペースで飲むに飲んだお酒が、いまのこの顔パンパンと頭痛引き起こしてるわけだが。
二日酔いのときの頭の痛み。
あれ半分くらいは自己嫌悪の痛みですわな。
おえー。
実家に帰って仏間の座布団でもまくらにして寝たいってもんだこんな日は。
おえー。
わたしも、将来的にやっぱちゃんと仏壇に祀られる側になれんのかな。
はーあ。
わたしのパソコン、「将来の夢」と検索するといつも403 forbidden。
どうやらノットファウンドではないらしい。
発狂する、エラー。
ヒットエンド、ラン。
野球のことはあんまり知らないんだけど、やけに太ってるひとは球を投げるんじゃなくてホームラン打つ要員なんだってことは悟ってる。
おえーー。
わたしたち、ゆとり越えて、悟り世代。
わたしたち、夢はI don't know世代。
わたしたち、ロン毛の長瀬を知らない世代。
わたしたち、初めての携帯がスマホ世代。
わたしたち、きらりん☆レボリューション。
とかなんとかいっても、思考停止で積立NISAやってる奴らとは違うんだよ。
つまり老後のこと考えて怯えるにはあまりに早すぎるって言ってんだよ。
だから今日も、こうして及川光博の「死んでもいい’98」を見ることにした。
あってもなくてもいいけど、あった方が面白いじゃんっていう出来事。
そういうことで満たしたんですよ生活を。
言ってしまえば、昨今の90年代ブーム、NewJeansブーム、老後3000万問題、すべてのはじまりはこの曲だったというわけですよ。そういう曲ですよこれは(陰謀論)
1998年といえば、プロレスラーのボボ・ブラジルが亡くなり入れ替わるようにして私が生まれた年である。
生まれた西暦を見るとさすがに年意識しちゃって(私はいま26歳か〜)とか思ったけど、
いや若すぎて涙でるわ笑笑笑笑笑笑笑笑
えほんと、まだ26年しか経ってないの?
おかしくね?!!?(私にしかわからない感覚の話をしますが)自分的には34年くらい経ってるように感じてたけど、まだ26年!?!?
時間進まなすぎて怖い。
途中10年間くらい行政にサバ読まれてる可能性あるかもしれない。
それともやっぱり、
二日酔いのせいなのかな。