ICLの手術を受けて3年経ちました
こんにちは! かにまろです。
3年前、新しい眼鏡を買おうと思い様々なあちこちの眼鏡屋を巡りました。あれこれ迷い、気に入ったものを試しに掛けて、鏡を見て似合わなさに落胆して……。
眼鏡探し数か月目、筆者はついに決断しました。
「眼鏡で悩むのアホらしいからICL受けよう」
今回は、
「眼の手術なんて怖い!」
「何かあったら取り返しがつかないし!」
という方向けに、実際に手術を受けた筆者が手術後3年間経ってどうなったかをまとめました!
手術を受けたいけど不安という方の参考になれば幸いです。
手術を受けてどうなった?
QOLが爆上がりした
結論、手術を受けて眼が良くなりました。
手術前は0.06だった手術が、裸眼で1.5あります。
眼が良くなると、地味にQOLが上がります!
鼻パッドにファンデーションがつかない
スポーツなどで眼鏡が壊れる心配がない
マスクで眼鏡が曇らない
コンタクトで眼が乾かない
コンタクトや眼鏡のランニングコストがかからない
水に入る場面(温泉、プール、海など)で、視力の心配をしなくてよくなる
ヘルメットをかぶるときに眼鏡が邪魔にならない
眼鏡を選ぶ必要がない
ICLのメリットを挙げだしたらキリがないです🤣
デメリットはないの?
正直な話、デメリットはあります。
私は、少し眼精疲労になりやすくなりました。
デスクワークなので、1.5の視力がややオーバースペックなんですね……。
また、実際に医師から説明される副作用として「ハロー・グレア」があります。「ハロー・グレア」とは、暗いところで光がにじんで見える、光の周囲がぼんやりして見えるといった現象です。ただ、こちらは医師が「しばらくしたら気にならなくなる」と言っており、実際今はもう気になりません。とはいえ、光がにじんで見えることに変わりないので、デメリットの1つではあります。
でも、デメリットを補って余りあるメリットがあるので、筆者はICL手術をおすすめしています。
手術の流れ
検査
私が手術を受けたのは、品川近視クリニックです。
ネット予約して病院に行き、まずは眼の検査をします。
視力検査
眼圧のチェック
眼の中の写真
……などなど、いろんな機器の前に座ってみっちり検査しました。
待ち時間も含めて、1~2時間くらいかかったと思います🤔
この後、手術の種類の説明と、どの手術を希望するかヒアリングを受けます。ここで手術を決めれば、眼内レンズ発注です。私は即決しました。
ヒアリングの後、瞳孔を開く眼薬を入れられて30分程度待ちます。
瞳孔が開いたらさらに検査を受けて、最後に医師の説明を受けます。
ICL手術をしてもよいかどうか、医師にチェックしてもらいます。
問題なければ、その日は前金19万を支払い、帰宅です。
レンズが届いて手術日が決まるまで待ちます。
手術当日
数日前から、感染症予防の眼薬を差すように指示があります。
また、コンタクトはつけてはいけないとのことです。
術前の準備を整えて、いざ病院に赴きます。
病院に行くと、別の眼薬を10分おきで差すように言われます。
指示に従いつつ、待合室で待機。
しばらくしたらスタッフの方に呼ばれ、裏の廊下のようなところで他の患者さんとさらに待機。
スタッフの方からも眼薬を差されます。
注意事項の説明や、手術中は光を見続けるように指示を聞き、いよいよ手術台へ。
意外と広い手術室。
手術台に寝そべったら、瞼をガッチリ固定されます。
まばたきしそうなんて心配は不要です。できません、まばたき。
なお、眼が乾きそうという心配も要りません。眼には常に液体が注がれていて、ドライアイ気味の筆者でも全く気になりませんでした。
手術中は、なんとなく目を抑えられるような圧迫感があるかも?
痛くはありませんでした。
手術の最中は、指示通りに光を見つめ続けます。
ただ、一点困惑したのが……、「この光、動きよる」
眼にレンズを入れた後の、位置を微調整するタイミングだと思うのですが、この光が上下左右に動き回るのです。
「ヤバイヤバイ光を見てたらいかん」
光につられず、正面を見続けるという耐久ゲームが始まりました。
しかし、片眼5分程度の手術なので耐える時間はあっという間でした。
サクッと両眼の手術を終えて、スタッフの方に連れられて外へ。
手術を受けた後、しばらくは病院内の部屋で休みます。
飴ちゃんを舐めながら、ちょっといい感じの椅子に座ってのんびり💺
のんびりして、特に問題がなければ、残りの36万円を支払って帰宅です。
ちなみに、術後一定期間は保護用のサングラスをかけます。
理科の実験のときにつけたような、透明の眼鏡です。
かっこよくはないので、ちょっと恥ずかしかった記憶があります😓
術後のすごし方
術後は、翌日、1週間後、3か月後、1年後に検査を受けます。(検査は無料です)
一定期間の間、仕事や入浴、運転、メイク、運動など、様々な制限を受けます。検査に時間もかかりますし、手術を受けるのはまとまった休みをとれるときにしたほうが良いです👍
私の場合は特に何も問題なく、1週間後には視力が安定して眼鏡から解放された喜びに浸っていました!
まとめ
今回は、ICLのメリットとデメリット、手術の体験談をご紹介しました。
とはいえ、ICLにはお金がかかりますし、何よりかけがえのない眼にメスを入れる行為です。不安だし、勇気が出ない方も多いでしょう。
それでもいいと思います。
眼鏡は不便な面もありますが、リスクもなく替えが利きます。
場面によってコンタクトに変えれば、十分暮らせます。
ICLのメリットとデメリット、リスク、口コミなど、いろいろ調べたうえで、納得するのが1番です。私の記事が、読んだ方々の判断の一助になれば幸いです。