「十一人示」第十三帖

とうとひと世の唄々い
光満つそを言祝がる

人の挟間に橋渡し
行き交うひとぞ尊ひと
覚むるあさけの五月晴れ

人離に非ずと知る一の
閃く眼のこころさかしけれ

今行くすえの君が未知、絶えず弥栄ましませと
畏み畏みも申す


ふたごの祝い年、辛巳日:渦ニ在ル・三鳥


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