サンを偲んで(サンギャラリー)
遅くなってしまいましたが、先月★になってしまったサンの画像やエピソードをまとめます。
うちに来たてのサン。郵送で来たので弱ってしまったのか少し泡を出しています。3匹のなかで1番赤みがなく黄褐色で、見分けがつきやすい子でした。
甲羅も2匹に比べると一回り小さくて、末っ子ぽい印象でした。
初期の水槽では夜になると模造岩の上で少し顔をだして可愛かった。
ケンカをふっかけたり思いっきり砂を掘ったりしない大人しい性格で、初めは奥に引っ込んでいることが多かった。
これは久しぶりに出てきたときの姿。
大人しくはあったけど、3匹の中で1番の偏食でした。
はじめてのニンジンは口にいれた瞬間ハサミではき出し蹴り!
うまく食べられずかんしゃくを起こしたり。
野菜は滅多に食べず、ザリフードをよく食べました。
よく土管の穴から脚を出しでいて、その脚に当たるようにザリフードを落とすと脚で探ってうまいことエサを見つけ出していました。
脚の感覚が他の2匹よりも鋭かったような気がします。
大きくした新居の2階にはじめて登ってくれたのもサン。嬉しかった。
水上にいることもよくありました。
たくさん隠れ家を用意したのにフィルターの下に潜り込んだり、
2階の下に潜んだり。
あと特筆すべきは、3匹の中で1番まっすぐ歩くのが多いカニでした。
イチがバークを占拠しているときは近づくだけで怒られていました。
異変が現れたのはある朝。隠れずにフィルターの上にいた日のことでした・・・。
隠れることなく、ボンヤリ、動きも緩慢、フンドシが開いてる。これらの状態は死期が近いか、脱皮の前兆かどちらでもあると読んだので、後者であることを祈りつつ準備をしていましたが・・・
3匹で写ったこのショットが死んでしまう前日、最後の1枚になってしまいました。
9月に入っても暑い日が続き、できる限りの対処をしてきたといえますが、小さい体にはダメージがあったのかもしれません。
この翌日・夕方に、完全に動かなくなってしまいました。
大人しくてビビりだったけど、かわいい子でした。
安らかに眠れますように。