#マーケティングタウン x #マーケティングトレース のコラボイベントに行ってきた
3連休の初日、晴天、風もちょうどよく、めちゃめちゃ飛び日和! だったのですが、朝9時からマーケティング関連のイベントに参加してきました。
朝9時スタート13時終了で、終わる頃にはへろへろになってましたが、楽しくて結構あっという間でした。タイムテーブルはこんな感じ。
09︰00〜 はじめに(本日の目的、イベントの流れ紹介)
09︰20〜 体験版マーケティングタウン研修(ゲームプレイとマーケティング基礎講義)
12︰00〜 体験版マーケティングトレース(ケーススタディ実施)
マーケティングトレースは何度かミートアップに参加させてもらっているし、自分でもちょこちょこやっていますが、マーケティングタウンは初体験。「経営視点でのマーケティング」をボードゲームという疑似体験を通して学べるというコンセプト、面白かったです。
今回は体験版ということで(通常は3年分プレイするところ)1年分だけプレイしましたが、もっと時間があれば、こんな手やあんな手を試せるのに〜と、遊んでいるうちにどんどん「やりたい」ことの妄想が膨らむボードゲームでした。
このゲームを作ったおふたりによる、ゲーム説明とその開発背景(熱い想い)をnoteに書いていらっしゃるので、詳しくはそちらを。
プレイしての感想
市場調査を綿密にやりたい、お金は微々たるものだけど、1ターンそれに費やしてしまうのは時間のロスが大きい!……という歯がゆさが、市場調査分野の人間として印象深かったです。
あとは、どんなゲームにも言える事ですが、どういうプレイをするかに各人の個性が表れて面白いですね。私は同じテーブルの他の人たちが良さげな立地で大混戦を繰り広げるのを横目に見つつ、誰も手をつけない「顧客層がイマイチ」と思われるエリアで薄利多売ながらブルーオーシャン状態を満喫……というプレイスタイルでした(笑)。
そんなマーケティングタウンは市販ボードゲームではなく、企業研修として提供しているそうです。こんな研修だったら眠くなることも「こんなこと研修しても意味ないわー」と思うこともないでしょう。制作者の山本さんがnoteに書いているとおり、特に20代の研修に最適と思います。マーケティングや経営とは程遠い仕事をしていた20代の私にも、やらせてあげたかった……(遠い目)。
後半は、黒澤さんによるマーケティングトレースのケーススタディ。お題は銀座ルノアール。そちらの資料にも随所にマーケティングタウンと絡めた説明が登場。
自分自身は実店舗型のビジネスは縁遠いので、お題として出されて「もしあなたが銀座ルノアールのCMOだったら?」と問いかけられるのは、良い機会になりました。
短時間ながらも、自分一人で考えて終わりでなく、テーブル内でディスカッションする時間があり、他の人から自分が思いもよらなかったアイデアを色々聞けて、それも面白かったです。
自分の「もし自分が銀座ルノアールのCMOだったら」
・長期旅行者、ビジネス出張者需要を取り込むため地方都市の駅前に出店
・地方都市へ展開。ホテルラウンジがないホテルと提携し、宿泊客にとっての「書斎」的ポジションを獲得する
・差別化要因:現在のルノアールと同じゆっくりできる空間は維持。旅行者・出張者にも提供。
午後に会った友人(大学でマーケティングを学んだ人)にこのイベントのことを話したら、出店マーケティング戦略っていう理論があって〜という話になり、なかなかマーケティング的に学び多い1日になりました。
イベント主催者のみなさま、そして同じテーブルであれこれ意見を交わしてくださったみなさま、どうもありがとうございました!
追記:同じイベントに参加していた徳田さんが一足先にイベントレポをアップしていました。マーケティングタウンについて詳しい説明+海外進出支援マーケティングをなさっている経験をまじえての考察が興味深いです。
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