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エア・カナダがストライキするんですって

エア・カナダというカナダで一番大手の航空会社がストライキを敢行しようとしており、まだ労使の合意には至らず不透明なようです。

このままいくと数日間はストライキになり、エア・カナダの飛行機がすべてキャンセルになります。対象は9月15日〜23日周辺らしい。
こういうことがあるので、僕はできるだけ日本の航空会社を高くても予約したくなってしまうんです。

これの影響で、僕の知り合いも予定が立てれずにえらく憤慨しておりました。ツイッター上でも阿鼻叫喚の様子です。

しかもキャンセルも場合によっては返金してもらえない場合もあるらしい。

ChatGPTによると、

カナダの航空旅客保護規則(Air Passenger Protection Regulations, APPR)では、ストライキや労働争議による欠航や遅延の場合、航空会社は補償義務を負わないことが定められています。これは、ストライキが航空会社の「管理できない事由」として扱われるためです。

どうやら、基本的にはAPPRという法律で、欠航や遅延、オーバーブッキング、手荷物の紛失などの損害には保証しないといけないんのだが、いくつかの例外があるみたい。

その例外の1つがストライキによる欠航や遅延のようです。
ストライキや労働争議による欠航や遅延は航空会社の「管理できない事由」として扱われ、金銭的な補償を受けることができませんが、航空会社は代替フライトの手配や返金など、基本的なサポートを行う義務はあるようです。

いやいや、従業員との交渉は管理できる事由なんじゃないのか?って思うんですが。

日本人からしたら、ストライキなんて多分経験したことないのでなかなか不思議な光景だ。

もちろん、ストライキは労働者の立派な権利なので理解はできるのだが。


大手鉄道会社2社もストライキに突入したそうです。続報が見つからなかったので現在運行しているのかちょっと不明だが、かなりの経済的損失がでているようです。


他にも、2023年には公務員がストライキをしていて、155,000人以上の公務員がストライキに参加。移民局もそう中にあり影響を受けた日本人もたくさんいたのではなかろうか。

僕の友人も永住権待ちの状態で、本来なら手に入れててもおかしくない期間なのに、いっこうに永住権が届かなくてブチ切れていました。
でもどうすることもできないんですよね。


カナダは近年インフレがひどくて、2022年に8%を越してからやっと去年から落ち着いてきた感じである。

近年のカナダのインフレ率

それでも、まだ2〜3%は毎年上がっているし、なにより住宅市場が恐ろしく値上がりしています。
問題は給料がアメリカみたいに上がっていないけど、家賃と物価は上がり続けるってことで、生活がしんどくなっている人が増えてきています。

本当かどうかはわかりませんが、indeedで見るとAirCanadaのパイロットの給料が平均が$90,000(900万ちょい)とのことなので、トロント・バンクーバーみたいな都市部では、なんとかやっていけるレベルではないでしょうか。

そこで、ストライキってのは気持ちはわかります。

というわけで

ハワイでも先日ストライキがあったようです。主要ホテルが一斉にストライキ。チェックインとかエグい列になっていた模様。
また観光客も多そうな季節に・・・かわいそう。

ヨーロッパの方ではストライキはしょっちゅうあるイメージでしたが、カナダでも定期的にあるようです。

幸い、僕にはそこまで影響がなかったのでよかったですが、エアカナダに乗る予定だった友人がかわいそうで。

ストライキもせずに真面目に働き続ける日本人っていいのやら悪いのやら。
文化の違いや法律の違い、そして日本人のマインドの違いもあるのかなぁと。

ではでは。

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