日本人ってサイバーセキュリティーの知識が世界最下位だと
日本人ってサイバーセキュリティーの知識が世界最下位らしいです。
サイバーセキュリティ企業NordVPNの調査によると、サイバーセキュリティとインターネットプライバシーに関する知識の点で、日本は世界第12位であり、これは韓国と並び世界最下位だそうです。
日本人は、
強力なパスワードの作成方法(92%)
アプリの許可を通じてアプリと共有するデータ(91%)
SNS上での共有を避けるべき機密データ(87%)
デバイスがどのようにマルウェアに感染するか(82%)
アップデートが提供されたらすぐにアプリを更新することのセキュリティ上の利点(69%)
ということは理解しているらしい。
では何がダメで、苦手なのか。
AIを仕事で利用する際に考慮すべきプライバシー問題を知っている(5%)
インターネットサービスプロバイダ(ISP)がメタデータの一部としてどのようなデータを収集するか知っている(9%)
パスワードの安全な保管場所を知っている(19%)
自宅のWi-Fiネットワークの保護方法を知らない(14%)
ハッカーから身代金を要求された時の対処法・フィッシング攻撃への対処法(50%)
2023年と比較すると、FacebookがFacebookを利用していない人のデータも収集できることを理解している人が減った。
どうやら、AIを仕事とかで使う際のプライバシーの問題の回答率が悪いみたいです。
僕もテストをやってみましたが、これは引っ掛けっぽかったですが・・・。
まぁChatGPTとかを使う場合は気をつけた方がよさそうです。
何でもかんでも、入力しないようにしないといけません。
特に仕事のコードとか、仕事上の社外秘のものはうっかり入力してしまわないようにしないと。
ちなみにこちらからテストはできます。
僕のスコアは59%みたいなので悪かったです・・・。
恥っず。
パスワード管理問題
みなさんはパスワードの管理どうされていますか?
上記のテストでもあった、案外パスワードの安全な保管場所を知っているって人が少ないようです。
銀行・メール・携帯・すべてのパソコンのサービスのアカウント…etc….
もう日々増え続けているアカウントとパスワード。
全部を覚えるのは、ほぼ不可能な数あります。
しかも、使い回すとかなりセキュリティー的に弱くなってしまいます。
そうとは分かっていても、ついつい覚えやすい使い回しのパスワードになりがちです。ITの仕事している僕でもそうなんだから、ITなんか疎い人はもっと悲惨なはず。
パスワードを覚えて管理するってのは人類にとっては難し過ぎるような気がします。
解決策としては、パスワードマネージャーを使うことでだいたいの煩わしさは解決します。
パスワードマネージャーとはマスターのパスワード1つだけ覚えてさえいれば、あとはパスワードマネージャーがそれぞれのアカウントごとにパスワードを覚えてくれて、自動で入力してくれたりします。
暗号化されて保存されますので、いちいちパスワードを覚える必要がないわけです。
「1Password」「LastPass」なんかが有名だと思います。これらはiPhone, Androidなんかのデバイスに関係なく使えます。
課金しないと便利に使えなかったりするものもありますが、安全に管理するってことを考えるとその価値は絶対にあると思います。
iPhoneの人は、次のiOS18で標準で「パスワード」ってアプリがやってきます。これは、以前からiPhoneにすであったパスワードマネージャーがアプリになって使いやすくなります。なのでiPhoneに依存してしまいますが、iPhoneを使っているならとりあえずはこれを使ってもいいと思います。
ということで
パスワードマネージャーを使うことで、パスワードの管理がだいぶ楽になるし、セキュリティーも格段に上がります。
Chromeなんかのブラウザーに保存もできますが、パスワードマネージャーの方がセキュリティー的にはいいかなぁとは思います。
たぶんサイバーセキュリティーはこれからもっと複雑になっていくだろうが、最低限の知識は抑えておかないと結構ヤバいことになりそうです。
若い世代と年寄り世代がやっぱりそういったことに弱いので、周りの人が教えてあげないといけません。
現役世代はITリテラシーを高めないとって話でした。
ではでは。