カナダも仕事がない
カナダも仕事がないのよ
カナダで仕事探しをする人には相変わらず厳しい戦いが続いているようです。
以前オーストラリアのワーホリの人が仕事がなくて、炊き出しに並んで物議を呼んでいたが、現状カナダもそんなに遠くないような気がします。
8月の失業率は6.6%に上昇し、新型コロナウイルス禍中の2020年と21年を除くと7年超ぶりの高い水準となっています。
周りのワーホリ勢もまったく仕事が見つからないってよく聞きます。
カフェやサーバーなんてもちろん、洗い場やキッチンですら無いらしい。
そもそも現地のカナダ人ですら仕事につけない場合も増えてきているので、英語のできない日本人にはなかなか仕事が回ってきません。
時給はいいけど仕事がない。
前に出稼ぎが話題になっていたけど、今は良くないのかもしれません。
来るならある程度はお金貯めて、貧乏を覚悟してきてくださいね。
テック業界もレイオフ
今年の夏も相変わらずテック業界もレイオフが、アメリカでもカナダでもそれなりに多かったみたいです。
Tesla、Amazon、Google、TikTok、Snap、Microsoftなんかもレイオフがあり、すでに6万のポジションがレイオフの対象になったみたい。
カナダの景気は良くも悪くもアメリカの影響をモロうけるので、最近のアメリカの景気後退はカナダのテック業界にもよろしくありません。
僕もアメリカが本社の会社なので、このまま景気後退で調子が良くなければレイオフされる可能性は全然あります。
この場合のレイオフは、本人のパフォーマンスに関わらず切られる時は切られるので、深く考えてても仕方がない部分ではあります。
最悪のケースが起こったら、また仕事を探さないといけないわけですが、こんなにマーケットの状況が悪いとなかなか苦戦しそうです。
ただ、僕の場合は日本人という利点があるので、最悪の場合は日本の仕事をリモートでとってくればなんとかほそぼそ食いつなげられるのでは?という甘い考えもあります。
日本もいまだ円安ですが、他のもっと通貨の安い国から来ている人は周りにたくさんいます。その人達からしたら自国の仕事は安すぎてカナダの生活費が払えないってことを考えると、自分はだいぶとラッキーだなぁと思います。まぁ飢えて死ぬことはないだろうと楽観的に見ています。
エンジニアになってよかったって、今のところは思っています。
ジュニアポジションはさらに厳しい
ビックテックがレイオフをしているせいで、IT業界は人材がだぼついておりまして、北米ではなかなか経験者でも仕事が見つからない状態です。
そうなると未経験だったりジュニアのポジションはかなり厳しい。
僕の会社もいくつかのポジションは募集しているのだが、やっぱりシニアかスタッフレベル(シニアのさらに上)以外はとらないようになっている。
なので、なかなか初心者にはキツイだろう。
日本は人材不足ってのを考えると、まったくもって状況もマーケットも違うのが今のITの就職事情だ。
そんな中、ある知り合いが日本で仕事を見つけてきた。
彼女はまだ未経験で、今まさにキャリアを始めようと頑張っているが、この状況だけになかなか仕事が見つからずにいました。
そこで日本の企業も申し込んだら、運良く内定をもらったみたい。
日本に支社がある外資の会社なので、英語が堪能なのを評価してもらえたみたい。ただし、出社が必要みたいなので一時帰国することになる。
かなり迷っていたが、僕はいい機会じゃないかなと思う。
その日本の会社であれば研修もちゃんとあるらしいしので、教えてもらいながら給料も経験も得られる。
どんな会社か知らないので勝手なことは言えないが、今カナダでもがくよりいいのでは?って彼女の場合は思います。
彼女は永住権もあるのでいつでもカナダに帰ってこれる。
ちょっと日本で経験を積んで、カナダでまた再挑戦すればいいんじゃないかな。その時にはもしかしたら景気が良くなっているかもしれないし。
こういうのは本当にタイミング。
だれもコントロールできない。
だからこそ、流れが良くない時はあまり逆らわずに、ちょっと力をつけてまた挑戦するタイミングをみればいいのではないかな。
ということで
また一人帰国が決定したわけですが、僕はまだカナダでフラフラしてます。
日本で彼女のキャリアがちゃんとスタートして、またカナダで挑戦できることを願っています。
ワーホリで途中で帰っていった人の中にも、また時期をみて挑戦してくれる人がいればいいなぁと思います。
なんか、まとまりない文章になってしまった。
ではでは。
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