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空き家を借りてから ~入居後の修繕~

こんにちわ、愛西・蟹江空き家不動産です。

今回は、空き家を借りた後にかかった修繕費用に関する記事です。
今、私が住んでいる借家は元空き家です。おおよそ10年ほど住んでいます。

前の記事で、「入居後に修繕が発生した場合は、入居者負担でいい」と書いたとおり、入居後の修繕費用について、所有者(家主)に請求はしていません。

では、およそ10年で何に、どれくらいの費用が掛かったかというと
 ・ 台所の修繕(排水溝の破損)→ 3万円程度・・・入居すぐ
 ・ 台所の水道交換 → 5万円程度・・・入居7年目
 ・ 天井裏のネズミ対策 → 20万円程度・・・入居8年目(2年保証付き)
総額で30万円程度です。
10年住んでいることを加味すると、平均、年3万円程かかっています。

一般の物件で言えば、すべてが所有者(家主)負担です。
そこだけとらえると、私は間違いなく、損しています。

ただ、その分、家賃を下げてもらっています。
周辺の戸建ての立地・間取り・築年数を考えると、おそらく相場よりは月額3万円ほど安いです。年額で換算すると、家賃は36万円安くしてもらっていると考えれば、修繕費の年3万円はお得です。

それに、所有者(家主)に修繕を依頼すると
 ・ 所有者(家主)がスケジュールを決める
 ・ 不具合がある度に、所有者(家主)に連絡しないといけないストレス
 ・ 頻度が多いと、「口うるさい入居者」印象を持たれる
など、費用が浮く代わりに、手間や懸念事項が生まれます。

入居者に家賃を安くする代わりに、修繕費を負担してもらうことで、家主は
 ・ 入居後に費用が発生することを防げる
 ・ 修繕をする際の手配などの手間がかからない
 ・ 何もしなくても、家賃収入が発生する
などのメリットがあります。

「家を貸す」経験がある人は少ないですが、考えているよりも気軽に貸すことができます。管理会社に任せるのも、一つの手段でしょう。


「空き家を持っているけど、これからどうすればわからない」などの悩みを抱える人は、これからもっと多くなってくると思います。

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