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一般人のオタクを卒業することになった〜井上港人くんのデビューに寄せて〜


私は一般人のオタクを卒業する。

10月30日。
PRODUCE 101 JAPAN(以下: 日プ)で
応援していた、
井上港人くんのデビューが決まった。

日プにハマってから約1年。

JO1としてのデビューを逃し、
一般人に戻ってしまった
彼のオタクをするのは
とてもツラかったけれど、
ようやく、
ようやくこの日がきたのだ。

一般人のオタクをする、
というのは
言葉のヤバさ以上に難しくって、
オタクのあまりにも大きすぎる
愛と期待が港人くんを
傷つけてしまったこともあった。

Youtuberとか、インスタグラマーとか
事務所には属さないけど、
ファンがたくさんいる人って最近多い。

でも、守ってくれる盾がない人を
応援するには距離感が大事だと
学んだ1年だった。

日プは、なんとシーズン2
始まるらしいが
同じ過ちを繰り返さないように、
そして、これからの港人くんを
新しい気持ちで応援するために
この1年の思い出と葛藤を振り返る。

井上港人くんを好きになったきっかけ

私と日プの出会いについては
以下のnoteで紹介しているので
気になる方は見てもらって...。

港人くんの存在自体は
佐野くん推しの友人に
聞いていたこともあり、
本編を見始める前から認識していた。

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井上 港人 | 101練習生 | PRODUCE 101 JAPAN OFFICIAL SITE』 より引用

あんまり盛れていない
宣材写真のせいか
「推しになることはないかな」
というのが
第一印象ではあったけれど。

しかし、港人くんの魅力は
動いてこそだったのだ。

ピアスがバチバチに開いてて
ファッションもイカついのに、
話すとほわほわしているところ。

経験のないことでも
自分が納得するまで
とことん頑張る努力家なところ。

人見知りだけど、
心許すとくだらないギャグを言ったり
楽しそうに話をするところ。

ビジュアルで推しを決めていたら
一生わからなかった魅力だ。

それに、港人くんには
応援したくなるアイドルの素質
みたいなものがあると思った。

ポジション、グループ、コンセプト、
どのバトルでも
希望したセンターになれなかった。
にも関わらず、腐らずに頑張って
クンチキタで1位を取ったあの姿は
まさに大器晩成。

期間が決まった
オーディション番組としては
ちょっとだけ結果が出るのが
遅かったのかもしれないけれど、
絶え間ない努力ができて、
ちゃんと結果がつけられることは
アイドルとして強いと私は思うのだ。

はじめは推しにすらならないと
思っていたのに、
全話見終わるころには
応援したい練習生に
大昇格していた港人くん。

そんな彼を1pickまで押し上げた
きっかけが公式ファンブックだった。

港人くんの日記には
やる気、自信、
思いやり、素直さが詰まっていて、
彼の書く言葉と、
今まで見てきた行動が
繋がった気がして
なぜだか急激に
好きになってしまったのだ。

1人につき、
1日だけしか掲載できない日記の抜粋に、
あの日を選んでくれてありがとう吉本。

一般人を応援することの難しさ

当時、同じく一般人だった
佐野くんを推す友人とともに
一般人のオタクをすることと
なってしまったわけだが、
それでも最初は楽しかった。

港人くんはファンを
大切にする人で、
頻ぱんにストーリーを
更新してくれていたから
寂しいと感じることがなかった。

それに、港人くんは
ファイナリストだし、
多くの事務所が
声をかけているだろうから
半年後には
デビューしてるんじゃないかと
期待というよりは
確信に近いものを持っていた。

でも、これが
過度な期待だったのである。

2月1日。
Youtubeに突然
YUGO』というタイトルで
宮島優心くんのアー写、
概要欄にはORBIT UNION
とだけ記された
新グループの発足を示唆する
動画がアップされた。

動画は連日更新され、
優心くんの次の日には
大澤駿弥くん
そのまた次の日には
ユンドンくん

グループ名も事務所も
何ひとつわからないけれど
日プの元練習生たちが
次々と発表されていく
謎のチャンネルに、
オタクたちは胸踊らせた。

脱落組、とくにファイナリストの
オタクは大盛り上がりで
次は誰なのか、
何人グループなのかと予想した。

けれど、いきすぎた考察が
メンバー入りしていない元練習生に
気を使わせてしまったし
傷つけてしまった。

口では、本人が納得する形なら
どこの事務所でも、
いつになっても、
たとえアイドルという
形じゃなくっても応援するって
言っていたのに、
デビューが近いと感じた瞬間、
本人の意志なんて無視して
騒ぎたててしまったことを恥じた。

その日からは心を入れ替えて、
適度な距離感を保って
港人くんの決断を待つことにした。

JO1を追うのは楽しくて、ツラかった

先のグループ(=ORβIT)に
結局港人くんはおらず、
日プ放送終了から3ヶ月経っても
一般人のオタクをしていた。

しかし、3月4日にJO1
デビューしてからは、
港人くんとすこしだけ距離を置いて
河野純喜くんのオタクをしていた。

デビューと同時期に
コロナが流行りだして
まだ会えたことはないけれど、
Webコンテンツやメディア露出の多さ、
楽曲リリースのスパンの短さ、
タイアップの多様性。

ほかのアイドルを
応援しているときには
経験したことがない
圧倒的スピード感と物量で殴られる
とても楽しい日々を過ごしていた。

でも、ふとしたとき
ここに港人くんがいたらなあ
思ってしまうのだ。

宇宙みたいなコンセプトの
無限大』は
港人くんに似合っただろうなあとか、
OH-EH-OH』で
ピアスいっぱいつけてかちこむ
港人くんが見たかったなあとか、
JO1として歌う
『クンチキタ』のラップで
また沸かせてほしかったなあとか。

本人が目にできるようなSNSで
言ったりはしなかったけど、
楽しいとツラいを共存させながら
8ヶ月間、JO1を応援した。

デビュー決定おめでとう!!

10月30日、
港人くんはBUGVELというグループで
デビューが決まった。

しかも
日プ中、港人くんと仲が良かった
佐藤來良くん、
北川暉くんも一緒なのだ。

それに、小松倖真くんも
好きだったので
かなり私得なメンバーである。
こんな最高なことが
現実でいいのか...!?

あまりに嬉しくて、
発表があった翌日に友人と
オンラインおめでとう会しちゃったよ。

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『PRODUCE X 101』のほうは
見てなかったので
日高真尋くん、ワン・グノくんに
関しては詳しくないが、
友人が応援していた
メンバーだと言うので
いい人で間違いない。

6人揃ったときの雰囲気とか
パフォーマンスとか
はやく見てみたい。

本音を言うと、
吉本に所属して
純喜くんとの共演が
見たかったという気持ちも
ちょっとだけあるけれど、
また表舞台に
戻ってきてくれたことが
何よりも嬉しい。

港人くん、本当に本当におめでとう。

公式にお金を落とせることの
喜びを噛みしめて生きていくね。

サムネイルの画像は、『井上 港人 | 101練習生 | PRODUCE 101 JAPAN OFFICIAL SITE』 より引用しました。


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