俺の人生の鎮痛 ー2023/06/20
熊も出るねコリャ。スキー場んとこで見たし。緑の中で黒い物体が「ズッ…」と動いてると意外とわかるもんです。市の「熊目撃情報」のメールも毎日届く。でもまだ人的被害がないのが救いです。でも本当の救いとは死です。みなさんも学校で習ったかと思います。
あー死にたくねえねえ。熊もこわいけど人体がこわい。人体、いったいどれだけの苦痛を内に含んでいるんだ。最悪、熊に食われるとして、痛くなければまあ。だけどド痛いんなら話は違うよ。全部の死因、お前たちに言ってるよ???
ほとんどの死因が痛かったり苦しかったりする。それはダメ。「エキセントリックなオナニーをして死んでいったアメリカ人は幸福である」と古事記にも書かれている。苦痛を内包している俺の人体がこわい。僕も変なオナニーを始めようかな。絶対幸福になりたい。
そういえばフェンタニルというモルヒネの何倍もの効果があって、かつ、何分の一の容量が致死量の麻薬がアメリカ人の命を奪っているらしい。年間百人? いいえ千人、ていうか万人単位で死んでるらしいです。こっわと思うけど、鎮痛剤としても使われてるもので死ぬのって苦しいのかな? 苦しくないのならな… 、と心に住まうインナーアメリカ人が言っています。
でもまあ、変なオナニーで死んだほうがいいよな。じゃあ俺も変なオナニーを始めよう。みんな、変なオナニーをしよう。熊オナニーをしよう。
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