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TPEフィラメント運用の致命的弱点。最近の3Dプリント環境。【オリ鉢研究日誌#4.5】

今回はちょっとした閑話休題。研究は進まない。
以前の記事でTPEフィラメント(軟性フィラメント)が自動供給できない苦悩について触れ、フィラメントドライヤーを新しく導入した。

このドライヤーはフィラメントの接地部分がローラーになっており、フィラメントを通す穴も空いているため、乾燥させながら印刷中の供給もできるというもの。
ローラーは結構ぬるぬる動くので、基本的なフィラメントなら問題なく供給できるだろう。実際口コミもあるし。

だが結局、私の環境では無理だったわ、自動供給。

今はこんな感じで隣に置いてるが、どんなに姫プして供給しやすいポジションに置いても角度調整しても無理だった。
TPEはエクストルーダーの力だけではスプールが回らない。どうやっても重さに負けてしまう。。。

結局いまだに20分おきにタイマーをかけて手動でフィラメントを一定量引き出すという呆れるほど手間のかかる供給方法を取っている。

誰か…TPEフィラメントで無事に自動供給できてる方は知恵を貸してほしい…。。
もう紙スプールとかの問題ではないと思うんだ…力が伝わらなさすぎるんだこの素材が…。

残りの解決策としては、モーターを買ってフィラメント消費速度に合わせて電動で回るローラーを自作することくらいしか思いつかない。
どこまで姫プしてやらないといけないんだ、、

ということで、現状「外出中や就寝中の運用は不可能・20分おきの手動供給・こまめにフィラメントが引っ掛かってないかチェックが必要」というクソ環境でTPEを扱っている。

軟性フィラメント、思わぬ致命的なデメリット…。

また進捗があったら更新します。


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