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カートリッジかコンバーターか

パイロットのキャップレスはインクの吸入口の位置が高いです。
そのためコンバーターでインク吸入するときに、インクもその高さに届く量がないとインクが入れられません。コンバーターの容量の問題で、インジェクターで詰めようとするとかなり少ない&残量の確認も厳しくなります。
というのを嘆いた結果、使い終わりのカートリッジに好きなインクを詰めて使う、というのを最近やっています。

カートリッジに好きなインクを詰めた結果

カートリッジインクを使用する場合、コンバーターと違って、すぐは使えません。ペン先までの通り道をインクに作ってもらいながら待ちます。
それはたまにカートリッジインクを使うこともあるのでわかっていたのですが、ペン先にインクが下りてくる以前に棚吊り現象が頻発してしまいました。ペン先を下に向けた状態で一晩寝て待っても半日待ってみてもペン先にインクが届かないというのが連続しておきました。
また、一度インクが出た後も、ペン先を上に向けた状態で置いておくと結構また棚吊り状態になっている。

数種類のインクで起きました

結局フィジカル

ペン先を下に向けた状態でふん!と振る
→ペン先を下に向けた状態で立てて自分は一晩眠って朝にインクが出る事を確認する

というので安定した気がします。
わかっていれば、使っている万年筆がインクなくなりかけの状態のタイミングで前もって仕込んでおけるので悠々と使えます。
ごり押しにごり押しを重ねていく…
本当は万年筆を振るのとかだめだった気がします。この話はもう全体的に自己責任で……

キャップレスに使えるコンバーターであるCON-20はなぜ棚吊りが全然起きないかというと、中の小さなボールたちが仕事をしてくれているみたいです。
重力に合わせてインクを上に下に移動してくれるので、使う時はインクをペン先の方へ連れて行ってくれます。すごいなあ。

どっちも好きだ…

コンバーターはインクを入れてすぐに使えるのが好きです。
カートリッジは大容量で使えるのがありがたいです。
どちらでもインクを入れる作業は面白いです。

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