石垣島で羽のばし②
石垣島旅行2泊3日、2日目&3日目です。
2日目は竹富島観光を計画。
*1日目のあらすじ*
石垣島に初めて足を踏み入れたmiso。石垣島ドライブ、川平湾にてグラスボートを堪能。その後バンナ公園で展望台からの眺めに感動するも、想像以上の広さと山道、突然の大雨により瀕死状態に。夕食に石垣牛を食べなんとか回復したのでした。
奇しくも例年より1週間早く梅雨入りしたため、
滞在期間中の予報がほぼ雨という、なんとも悲しき雨女。(誰か修造氏を呼んでくれ...!)
雨予報でも、突然晴れたり曇ったりと正直予報が全くあてにならない島の天気。
しかし天気が悪いからと言ってじっとしているわけにはいきません。観光せねば!
ということで前回に引き続き、備忘録がてら思い出をつらつらと綴ってゆきます。
*2日目*
朝、6時半に起床。朝からまあまあな雨。がびーん(死語)
一瞬竹富島までの船が心配になりすぐに調べましたが、サイト上の「通常運行」の文字を見て一安心。
ぼんやりテレビを見つつ、まずはホテルの朝食バイキングへGO!
バイキングにはゆし豆腐、ゴーヤチャンプルー、にんじんしりしりなど、島ならではの料理が並んでいました。ヘルシー気分でほっこり。
エネルギーチャージしたところで、早速、離島ターミナルに向かいます。受付で、船の往復+水牛車ツアーのセット券を購入。(レンタサイクル付きもありましたが雨のため断念)
竹富島までは高速船で15分ほど。
事前情報で、「雨の日はアトラクション並みに揺れる」というようなことを聞いて戦慄していましたが、思ったより揺れも少なく、ぼーっと海を眺めていたらあっという間でした。
竹富島に到着!!そしてすぐ水牛車ツアーの送迎バスに乗ります。なんとスムーズな移動でしょう。素晴らしい。
水牛車ツアー券を受付で渡し、名前が呼ばれてから乗り込みます。10〜15人ほど乗れそうな広さ。これを本当に水牛くんが引っ張るのか?もうちょっと痩せてくればよかったかな.....と急に水牛に気を使い始める。笑
こんなに人乗せて重くないかな?大丈夫かな?と心配していると、水牛は3トンほどの重さまで引っ張れるんですよとガイドさん。さ、さんとん。
心配するまでもなかったようです。
曲がるときにちゃんと内輪差を考えて大回りしているのに感動!頭いいなあ....
その後もガイドさんの解説とともに、30分かけてゆっくり島の風景を楽しみました。石垣、赤い瓦屋根、シーサー、ガジュマル、島バナナの木、ブーゲンビリアの花、どれも素敵で、そして不思議と落ち着く眺め。
後半ではガイドさんが三線で唄を歌ってくれます。のんびりとした時間の流れ。思わず泣きそうになりました(よわよわ涙腺)
なんでしょうね、島の時間の流れって絶対本州と違いますよね。1日30時間くらいの感覚。これを味わいたくて島に行きたくなるんだよなぁ。
終了後は、アカハチくんと記念写真!
手のひらサイズの写真を無料でプレゼントしてくれます。いい思い出になりました。
ツアーが終わったところで自由行動。
雨も風もそこそこありましたが、カッパを装備し、西桟橋とコンドイビーチに向かいました。
島ならではの自然豊かな、人も車もほとんど通らないような静かな道を進んでいきます。(雨なのでレンタサイクルの人もいない)ただもくもくと歩くこと15分...
天気は残念でもやはり綺麗な海。
見ているだけで水平線に吸い込まれそうになる...
ここからまた少し歩くとコンドイビーチ。
この時、雨も風もピークでカッパが吹き飛びそうでした(風が強すぎて傘させないくらい)。
前髪はどこかに消え去り、ほぼオールバックボサボサ状態。星の砂探そうかな〜☆なんて考えも消え去る。涙
屋根がある場所があったのでとりあえず避難。
そこから海を堪能しました。
オンシーズンで晴れていればもっと綺麗なんだと思いますが、梅雨時期でこの天気だからこそ人が少なく、静かで贅沢な時間を味わえるのかと思うと、それはそれでこの時期の海も捨てがたい。とそんなことを考えつつぼんやり。
お腹も空いたので中心部に戻りランチ!
1人でも気軽に入れそうな雰囲気の、HaaYa nagomi-cafeさんでいただきました。
2階にあるカフェで、店内がおしゃれなのはもちろん、窓から島の景色が眺められるのが最高すぎる!
お昼過ぎには雨が止んでいました。
中心部周辺をまたぶらぶらお散歩。
お土産もしっかり入手!
おやつに売店で購入した黒糖サーターアンダギーをむしゃむしゃ。これが本当に激ウマでした。
港へ向かう途中、アカショウビンの鳴き声が沢山聞こえてきました。目の前を赤い大きな影が通過するも、写真には収められず。。鳥好きとしては唯一の心残り。
アカショウビンはその独特な鳴き声が「ホッカル」と聞こえることから、島民からはそう呼ばれているらしいです。私には「ピポポポ〜」にしか聞こえないんですけどね。
私が当時の島民だったら間違いなくピポポポと名づけていましたね。(謎の張り合い)
絵の左下がアカショウビン(ホッカル)、右上がサンコウチョウ(ブーナー)。ウルズンは初夏という意味らしい。島らしさ全開でよき。
思う存分竹富島を堪能したところで、石垣島に戻り、早めの晩御飯です。今日は島料理の居酒屋へ。
食後はホテルでゆっくり写真を見返していました。
*3日目*
3日目は昼には空港に行かねばならなかったので、観光はせず。
ぎりぎりまでホテルでダラダラし、空港にて各所へのお土産を見て回っていました。
帰りの飛行機でも映画2時間しっかり観てました。笑
次はどこの島にいこうかな...と妄想しつつ、これまたあっという間に帰ってきてしまいました。
今回は2泊3日でしたが、正直もう1泊くらいはしたかったですね...。初の石垣ということで下見も兼ねていましたが、次は竹富以外の周辺の島にも行きたいです。
1人だと周りからの視線も少なからず感じますが、それ以上に周りからの優しさも感じました。
全て1人でやらねばならないので、人に話しかける、かけられる頻度も高くなりますし、誰かといる時よりも積極的&行動的になる自分を、ちょっと好きになれたりもしました。
そして何より、こうして堂々と旅に出られるようになってきたのが本当に嬉しい。
改めて旅の楽しさを感じて、存分に羽をのばせた3日間でした。石垣島、また行きます!(次はもっと晴れてる時期に!笑)