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Jazz piano soloを聴く喜び

土曜日、

今年最初の、稲毛Candyでの石井彰さんのライブ。

石井彰(pf)

何度もここで聴いていますが、前よりもっと石井さんのsoloの音が好きになっている気がする。

よく、ピアノの音が綺麗だとかきたないだとかいっていうけど、同じピアノなのに人によって違うのが不思議、そして、同じ人で同じピアノなのに、より美しく感じるのは何故なんだろう、と考えながら聴いていました。

最初のセットは全て石井さんのオリジナル。November serenade 、Inflection 、ユークロニア、Faint desire、For Bill。

セカンドセットはCandyのママも大好きなキース・ジャレットの曲が中心。

インタールードNo3、バイアブルーという曲。キースのトリオのメンバーの変遷についてお話しする石井さん。うーむ、知らないことばかり!これでも自分が生で初めて聴いたJazzピアニストはキース・ジャレットなんですけどね、、、

そしてスタンダードを。Never let me go、Solar 、モナ・リザ、キースのPaint my heart red、お客さんのリクエストに応えてビル・エヴァンスのPeace piece、そして、そのパターンがイントロになっているSome other time 。そうだったのか!

アンコールは別のお客さんのリクエストでShiny stockings。

石井さんが怪我から復帰されて最初にブッキングされたのがここCandy、3月末職場の送別会の後タクシー飛ばして来たいと思っていたのですが、再入院で5月まで待って聴いたのでした。

思えば1年経っていないのだ。

仕事で固まった頭をウイスキーでほぐしながら、こうして染みるように美しいピアノを聴くことができるという、そのことの幸運を思うのでした。

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