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ライブをする理由(リスナー側から)

「音楽が好きで、自分も演奏する、という人と、音楽を演奏(歌唱)している自分が好きでやっている人」どちらが上達するか。

音楽仲間のUさんがFacebook でこんな話題をあげていて、ちょうどミュージシャンはなんでライブをするのかしら、と考えていた時だったので、おお、タイムリーと。

ふと目に留まったyoutube。
風呂に入りながらフルで聞いてしまった。

「サカナクション」の山口一郎さん。
TVでドキュメンタリーもやっていたが、音楽に向かう姿勢がいいなあ、と思っていた。

もちろん、バンドの曲も好き。最近ではアニメの主題歌もいい。

さて。
一番上の動画の内容は、音楽を続けていきたい高校生(レコーディングを控えているという!)に、山口さんがどんな形で続けたいのか、と問いつつ、「音楽を続ける」スタイルが時代とともにどんどん変わっていることを明らかにしていく、というもの。

YouTubeやサブスクがあって、たくさんの人に自分の音楽を聴いてもらえるチャンスがあるのに、ライブをやる必要はあるのか。

音楽がやりたい、というエネルギーに火がつき、燃え始めた若者と、うつ病になって何度も止めそうになりながらも第一線に戻ってきた、エネルギーを燃やし続ける術を知るアーチストの会話。

日本のジャズの現場でも同じことが起こっているなあ、と思うわけです。
リスナーとしても、ライブに行くことが凄いプレイヤーを目撃しにいく、ということではなくなってきました。コロナ以降、配信が増えてきたことも関係してると思います。

そんな中、ライブをするということはアーチストにとってどんな意味があるのか。
演奏する自分が好きなら、スタジオでバンド演奏すればいい。カラオケに行けばいい。
わざわざ人を呼んで聞かせるのは聴いてほしいから、だと思うのだけど、じゃあ人を呼べないのはなぜなんだ。ただ自分の音楽を楽しみたいなら、記録したいだけなら、今は動画撮影も簡単だし、録音も簡単。そしてインターネットがある。

自分はリスナーだ。音楽聴くだけでもすごく楽しい。
でも、音楽やりたい。
一度だけライブをやってみよう、と思って計画したのですが、やはり大変なエネルギーがいることがわかリました。お金も大きく動く。

ライブをやって人を呼びたい、と思い、動くそのアーチストのエネルギーは素晴らしい。
そのエネルギーを受け取りに自分はライブに足を運び続けるのであります。


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