ザ・ノンフィクション~愛されたかった少女漫画男、兼近〜
皆さん、サンサーラ聴きましたか??
間違えました。
CUTの2万字インタビュー読みましたか?
私は途中からサンサーラかけながら読みました。えぇ~!?私まだサンサーラかけながら読んでないよ~〜~〜(ぴえん)!!って方は、サンサーラかけながらCUTを読んで、それからまたいらしてください。
ネタバレしてしまうと思います。
ばっちりサンサーラかけながら読んだよ~~!!!!(卍)って方だけサッと強めにスクロールしましょう。
さぁ、宴を始めよう。乾杯。
いやマジしんどかったっすね。
何がしんどいって、まず見出しですわ。
“さみしい嘘つきの少年”が、
“誰よりも優しい芸人”になるまで
誰が……
誰がそんなエモい見出しをつけろと……
……あと『寂しい』を、ひらがなにすなァ!
『寂しい』を『さみしい』とひらがな表記するセンス、エモすぎる。そりゃあノブの一人や二人くらい出てくるわ。
いや全然進まないじゃんビックリした。見出しでこんなエモエモしてたら話が全く進まない。
『CUT読んで泣いた』みたいな話も風の噂で聞こえていたので相当覚悟してましたが、さすがに泣きはしませんでした。
泣きはしませんでした
……が!
泣かずとも最高に良かったです。良すぎてなんかよくわかんないけど変なテンションになってますし、なんかよくわかんないけどずっとサンサーラ聴いてる。
内容としては、今までやってきた兼近考察の答え合わせが出来るような内容でしたね。
概ね間違いがなくてよかったです。正直、CUTのインタビュー読んで、今まで私の感じてたことや考えてたことと、兼近の考えてることが全然違ったらどうしようかと思いましたよね。
まぁ別にどうもしないんですけどね。
あと本当に長かった。
びっくりした。2万字舐めてた。昔から文章読むのが本当に苦手で、あらすじ読んで読書感想文書くタイプの私は途中で何回か心折れかけましたが、兼近への愛でなんとか2万字読み切りました。ちゃんと全部読めて良かったです。
さて、触れますか、内容に。やっと。
……いや、なんかもうよくない?いいやもう、別に。内容は。読んで?というよりもう皆さんとっくに読んでるでしょ?ガチですもんね?
いやまずね、まずこれなのよ、インタビュー内容の前に私が言いたいのは
これよ。↓
前半に畳み掛けるな。
インタビュー前に四千後藤のツッコミ待ちかと思える一撃をかましてくるCUT編集部。兼近顔面ガチ勢を初手で打ちのめしたグラビアの畳み掛けである。しんどさの極み。ちなみに今私は見開きアップの微笑み兼近に見つめられながらこれを書いています。心の底から幸せです。
それはさておき、私はこれのせいでなかなか本文にたどり着けなかったのだ。
開いて、閉じて
開いて、閉じて
開いて、閉じて
を少なく見積っても3往復はやった。
アサヒスタイルフリー(糖質ゼロ)ロング缶1本と鏡月ロック2杯入れてやっとまともに本文を読むことが出来た。このグラビアは永久保存版だ。
ありがとうCUT編集部。
ありがとう南阿沙美さん。
そんな兼近の魅力が収まりきってない史上最強のグラビアの殴打に耐えると、その先には地獄のバカエモインタビューが待っている。
完全なオーバーキルである。
もうやめて!!!!!私のライフはとっくにゼロよ!!!!!
まず、初っ端兼近が
『1991年5月11日生まれ、
北海道の札幌市北区新川生まれ
です』
と自己紹介している第一声の時点でだいぶHPを削られている。というよりグラビアの時点で0だ。私は既に死んでいる。
『北海道出身です』はよく聞くが『札幌市北区新川』という具体的な地元は、知ってはいたけれど、知ってはいたけれど!!兼近さん本当に地元新川なんすね!!!!!ウェーーーイ!!!!という謎の感動があるのだ。
これは札幌市民のガチ勢にしかわからない感情かもしれない。
過去の貧乏エピソードについては、どっかで聞いたことあるなという話が多かったが、恐らくこのインタビューが激エモ案件にグレードアップしている理由はそれに付随する兼近の価値観の話が多大に影響を及ぼしていると思う。
その辺は恋愛観の記事で触れているのであえて書かないが、改めて兼近の口から聞くと(読むと)破壊力がえぐい。
優しさとエゴの狭間で揺れるエモ近の心模様がエモエモのエモすぎてエモなのだ。
語彙など知らん。
考えるな、感じろ。
そして、この記事の中で私が最も命の危険を感じたのは、この一文だ
“喧嘩して勝つことで
「俺は求められてる」
って勘違いしちゃったんです”
私はかに子、16歳。
憧れのJKライフとはかけ離れた地味なクラス委員やってます!もちろん恋は未経験。真面目に勉強ばっかりしてきた私。はぁ、やんなっちゃう……!
けどそんな私も、最近クラスに気になる男の子ができちゃった!その子はなんと、学校一の不良少年兼近くん!見た目はチャラいし勉強もしないでいつも喧嘩ばっかりしてるの。それに彼ったら高校生にもなって九九もろくに出来ないの!(カワイー)
ホンット信じらんない!絶対だめよ私!あんなヤンキー!私なんかが釣り合うわけないじゃない!どうせ散々振り回されてボロ雑巾のように捨てられるのがオチよ……!
で、でも……あぁーもう!どうして兼近くんのことがこんなに気になっちゃうの!?いったい私、これからどうなっちゃうのぉ!?
みたいな少女漫画始まんぞおいコラ。
あ、始まりませんか?
すみません取り乱しました。
なんだか私は今回の記事を読んでいて、改めてルーツに立ち返ったような気がしました。
何故、私は兼近にこんなにも惹かれるのか。
そう、女は皆心優しいヤンキーが
大好きなのだ。(当社調べ)
少女漫画にはいつも、成績優秀スポーツ万能黒髪王子様キャラと、喧嘩っ早くて口は悪いけどなぜかいつも助けてくれるヤンキーキャラがいる。いる場合が多い。
少女漫画のヒロインは大体、スタンダード王子に一目惚れするところから恋を始める。
しかし、気づいた時にはいつもそばに居て、困った時に助けてくれて、辛い時に雑な慰めの言葉と共に傍らにいてくれる、優しいヤンキーに心惹かれていくものなのだ……
あれ?私今なんの話してました?
兼近か。そうだ、兼近だ。一瞬忘れてた。
あまりにも兼近が少女漫画に出てくるヤンキーイケメンキャラ過ぎて我を忘れてた。
なんかもう、後半にしてた兼近のお笑いの語りとかどうでもよくなってきちゃった。すみません。
とにかくもう、皆にCUTもこの記事も読んで欲しい。
EXITのことをよく知らない人にも読んで欲しい。兼近の何がそんなにいいの?って聞かれたらこの話をすればいいと思う。だってお笑いはわからなくても、女なら皆、必ず読んでいたはずだ。少女漫画を。
絶対にわかりあえるはずだ。
ということでなんかもう最終的に少女漫画の話してて、自分でもよくわかんなくなってきちゃったので、もう1回ちゃんとCUT読んでから寝ます。
今日も明日も、これから先ずっと
兼近に幸あれ。