2024年振り返り①
2024年の振り返りです。
パート①はポジティブだった面です。
初めてのカテゴリー、初めての環境で感じたこと・再認識したこと等です。
自分がどういう気持ちでいるのかを知っていただければと思います。
今シーズン結果
2024年のシーズンは東京都1部リーグのアローレ八王子に所属し、チームの成績は18チーム中8位といった成績でした。
上位3チームが関東昇格戦に進出し、そこで勝ち上れば関東2部リーグに昇格といったレギュレーションでしたが、参入戦進出にも至りませんでした。
東京都1部リーグは数字でいうと7部リーグとなり、
関東2部→関東1部→JFL→Jリーグとなります。
モチベーション
まず、自分自身今どういったモチベーションでサッカーをしているかですが、
正直チームを決めた段階でセカンドキャリア意識してなのかなとか、もう上目指してないのかなとか思われる方が多いと思います。
実際そのように接する方も多いので。
けど自分自身、今までとサッカーをやる気持ちは全く何も変わっていません。
とにかく上手くなりたい、サッカーを知っていきたい、上に行きたいといった今までと何も変わらないモチベーションでやっています。
だからこそ加入する前に想像していたこととのギャップがいろいろあり、しんどかったこともあるのですが(②で書く予定です)、気持ちは全く何も変わりません。
むしろセカンドキャリアに関して全く何も考えられていません(それはそれで大丈夫か?)。
選手のうちは選手のことしか正直考えられないし、選手に関して熱量が振り切っている分、他に熱量もつぎ込めません。
自分はそんなにいろんなことを器用に出来る人間ではないと思うので、
セカンドキャリアについては、辞めた後に考えるのが自分には合っているのかなと思っています。
ただ初めてクラブの仕事をいろいろとする上で、サッカーしかしてこなかった自分には何事も新鮮で、楽しく、学ぶことも多いので、何かしら自分の成長に繋がると思って前向きにやっています。
加入理由
ではなぜ、このチームを選んだのかというと、
カテゴリーよりチームがどういうチームなのかといったことを大事にして選択しました。
その決め手は、本気でJリーグを目指していることと、チームの理念です。
アローレ八王子の代表と面談し、クラブのビジョンがとても共感でき、Jリーグを目指す本気さを感じたからです。
理念に関しては僕自身、上を目指すサッカークラブの最終目的は大きいくくりで人のためにあるというのが一番いい形と思っていて、
そのためにサッカーで上を目指すという手段があると思っています。
上を目指すにつれて、その目的のための手段が目的になってしまうことが多くなってしまうことがあると思いますが、
代表はそこはブレないといったことに対してとても共感と信頼ができました。
本気で上を目指すことに関しては、正直サッカークラブで上を目指すために必要な変化より、
今までこういう風にやってきたからと変化をしないクラブも多いと思う中、本当に必要だと思ったことならしっかりやるといったチームだと思ったことも重要なポイントでした。
実際に昨シーズンから今シーズンにかけて、練習時間の変更など簡単にできることじゃないことも、勝つために必要な変革は行っているので
入るときに思っていたこととと実際に入ってみて感じたことのギャップはありませんでした。
上を目指す過程では多くの人間でやる以上、意見の違いや衝突はあることで、
上を目指すという一つの目的のためにぶつかり合って、しっかりジャッジできれば間違った方向には進まないと思っています。
だからこそチームの理念や最終決断をする人の本気度と目標のブレなさが一番大事だと思います。
あとはサッカーに集中できる環境や条件も選択の理由にあります。
カテゴリーについて
サッカーをやることや日々上手くなること、サッカーを追求すること、成長すること、熱量をもって本気でやるといったことにカテゴリーは関係なく、
そこまで重要視してはいませんでした(ここも実際のギャップはありましたが)。
チームに関してもカテゴリーの上下より本気度の方が大事だと思っています。
どこでやるにしても多少の仲間との関係や相手関係などあるかもしれませんが、一番大事なのは自分自身がどれだけしっかりサッカーに向き合って取り組むかということが大事だと思っているのでそこまで気になりませんでした。
2024年、感じたこと
営業等を通じて感じたこと
営業活動等を通じて、サッカークラブというのがいかに特殊なものなのかといったことを身に染みて感じるようになりました。
サッカークラブは「基本的に」企業様や個人様の支援により成り立っており、クラブと関わることでメリットとなれるようにクラブは様々なことを当然行いますが、
サッカー選手として、一番その恩を返せるのは、ピッチ上で全力でプレーし、感動や熱狂を生み出すことや、結果を出すといったことです。
感動や熱狂や結果というのは簡単には生み出せるものではないもので、
だからこそより日々の練習から全力で取り組み、試合で全力で戦う・面白いプレーをする。それがサッカー選手としての仕事だということを実際に多くの人と接することで身に染みて感じることができました。
そして、感動や熱狂を生むといったことはとても価値のあることでなかなか出来ることではないといったサッカーの価値も再認識しました。
サッカーの良さを再確認・様々な人と会える
サッカーはどんな年代・志向の人でも楽しめるスポーツで、本当に様々な方がサッカーを楽しむ姿を見てサッカーって本当にいいなと心から思うことができました。
幼児から大人までの様々な年代の人とサッカーをしたり、サッカーをしているのを見て、
その時々自分はこんなこと思ってサッカーしていたななど自分を見つめ直すきっかけにもなるし、外から見ることで違う視点から感じることもあります。
みんな本当に楽しくてサッカーをしていて、頑張る理由も人それぞれで楽しんで頑張っている人はどんな人からでも刺激をもらいました。
頑張っている人・楽しんでいる人の力になりたいと思うし、自分も負けずに頑張ろうと思うし、
言うだけでなく実際に行動・プレーで示せる環境にあることは自分にとってもとてもプラスになっています。
また、レディースの選手やCPサッカーの日本代表の人などと関わることにも、サッカーが大好きで、向上心があって、意識がめちゃくちゃ高く、かなりのパッションを持つ人たちにすごく良い影響を与えてもらい、自分も負けずに頑張ろうととてもいい刺激をもらっています。
レディースの試合も自分の所属しているクラブのチームなので純粋な気持ちで応援するし、応援する側に回るとこういったプレーしてくれたら嬉しいな等感じることがすごく多く、自分がプレーする側になった時に活かせることもたくさん発見できました。
そういった様々な人と接することもこのチームに来て初めて出来たことなのでとてもありがたいです。
サポーターの存在・変わらず応援に来てくれる個人サポーターの存在・サッカー選手の価値
ここの部分は2024年に初めて感じたことではないですが、改めて書きます。
アローレ八王子には熱狂的なサポーターがいます。
自分の地元のチームを応援してる方やアローレ八王子のビジョンに賛同して応援してくれる方など多くの応援・共に戦ってくれる人たちがいます。
選手はそのチームの一員である以上、個人的な都合云々関係なくやるべきことをやらなければいけません。
それが上を目指すことや勝つこと、全力でプレーすることです。
選手のためにチームがあるわけではなく、地域・人のためにチーム・選手があるのです。
なぜかというとアローレ八王子がそういったビジョンのチームであり、そのビジョンに共感して協力して下さる方がたくさんいるので、
選手はこのチームの理念・ビジョンに賛同して加入した以上そのためにプレーする責任があります。
そこが今年は弱かった部分かもしれません。
またプラスして、個人的にチームが変わっても変わらず応援してくれている・応援にきてくれるサポーターがいます。
応援に来て下さる方・観に来て下さる方の数が1万人だろうが1人だろうが全力で応援・共に戦ってくれる人がいるのならば、
その数に関係なく全力でピッチ上で戦わなければいけないし、楽しんでもらうために頑張らないといけません。
そしてそういった方達の存在は本当にありがたく、嬉しく、力になります。
自分のプレーで何かを感じてもらえる人がいるということはサッカー選手にとってものすごく価値のあることだと再認識しました。
地域の人たちの楽しむ場に
アローレ八王子の試合には多くの方が来てくれています。
試合を観に来てる方、雰囲気が好きで来てる方、子どもが試合後にボールが蹴れるから来てる方、食事とお酒を楽しみに来てる方等々多くの方が来てくれています。
どんな方でも集まって楽しめる場所というのはすごく大事で、選手としては来て下さった方がまた来たい・楽しかった・感動した・自分も頑張ろうと何かしらを与えていけるように頑張っていきます。