【看護師辞めたい】円満退職のための5つのポイント
こんにちは、看護師ねこです!
今回は、近いうちに今の職場を辞めようと思っている看護師さんへ向けた内容です。
看護師は入れ替わりが非常に激しい職業でもあります。
その理由としては、
・看護師の9割近くが女性で、ライフイベントによる退職が多いこと
・国家資格により、辞めても次の職場を見つけやすいこと
が主に挙げられると思います。
ただ、女社会ですから、辞めるとなると職場の空気や雰囲気、目に見えない謎の圧力に神経を使うので、結構大変なんですよね。。。
職業柄、責任感が強かったり、周りの目を気にする性格の人も多い(と私は感じている)ので、体力も気力も消費されるんではないでしょうか。
そんな中で、出来るだけ当たり障りなく退職できたら、なんとなく気分も楽ですよね!
そこで今回は、私が新卒から数年間働いていた職場を辞めることを考えはじめたとき、いろんな人から頂いたアドバイスの内容や、実際に気をつけたことを、いくつかご紹介していきます☆
①退職の意向は、まず師長に伝える
これは看護師に限らず、社会人として、まず直属の上司に伝えるというのは、普通ですよね。
とはいえ、それまで誰にも相談せず退職を決めるのは難しいだろうし、同僚に相談することもあるとは思います。
ただ、看護師の職場での噂が回るスピードは異常です!
噂が回り回って師長の耳に入る前に、自分から早めに伝えておくのがより良いでしょう。
②就業規則に書いてあるよりも早めに伝える
どの職場にも職務規定や就業規則というものが定められていて、
「退職の意向は○ヶ月前までに申し出ること」
と必ず明記されているはずです。
本来は、その就業規則に反していなければ問題ないのですが、あくまでも円満に、確実に辞めたいのであれば、それよりももっと早めに上司に申し出ることをおすすめします。
みんな経験しているように、やっぱり一人減るだけで、残った人への負担は確実にあるんですよね。
そのために、管理職や人事部は人員配置コントロールする必要があります。
はっきり言って、
「就業規則定めてるんやから、その期間内でなんとかするんが管理者の仕事やろ!」
ってのが本心ですが、人手不足という理由でなかなかすぐに辞めさせてもらえない、というのが現状。
また、看護の世界では、年度末しか退職が許されないという謎の風習がある病院も多く、そういうものだと思い込んでいる看護師さんもいます。
一種の洗脳ですよね。
(※人手不足以外にも、離職率が上がるのは病院の評判にも関わるので、どうにかして退職を阻止しようとしてきます。強い意志を持ちましょう。)
なので、可能であれば前もって言っておくのが得策かなと思います。
③同僚(特に先輩)には自分からは言わない
一番目にも言いましたが、病棟内の噂は一瞬で広まります。他の病棟の人がなぜか知っているなんてことも珍しくありません。
(火のない所にも煙が立つ。怖い世界です。)
たとえ、師長に退職の意向を伝えたあとであっても、どうせ広まる(師長から広まるってことも多いにある。まじで最悪。)ので、できるだけじっと黙っておきましょう。
同期や後輩はまだ気を遣って黙っててくれることもありますが、先輩には要注意!!
それに、辞めることを知ったら「次どこ行くの?」「なんで辞めるの?」とか何回も聞かれてめんどくさいし、
「(みんな辞めたいのに自分だけ辞めやがって)」みたいな空気になるのも嫌ですよね。
何度も言いますが、どうせ勝手に広まるんだから、わざわざ公言する必要はありません。
④インシデントにより気をつける
辞めることが決まると、かなり気が楽になるんですよね。
同時に、気が緩んでしまうんです。
とても危険ですね。
患者さんにとっては、私達が辞める辞めないなんて知ったこっちゃないので、最後まで気を抜かないことは当たり前なんですが、辞める間際にインシデントを起こしてしまうと、「油断してしまった」と自分自身も結構なダメージを受けます。
そうならないためにも、これまで以上に注意していきましょう。
特に思い込みや確認不足!!5Rの徹底!!(近年は6R?)
⑤最後まで丁寧に仕事をする
これは完全に気持ちの問題ですね(笑)
でも、円満退職を希望するなら、こういうことが一番大切かもしれません。
委員会など看護業務以外の仕事を任されている人も多いと思います。
後任の人が困らないよう、引き継ぎはしっかりしておきましょう。
以上、5つに分けてご紹介しました。
これらはあくまでも、円満に円滑に波風立てずに退職したい人へのちょっとしたアドバイスです。
そもそも人間関係など精神的理由で退職を余儀なくされた場合は、そんな職場に最後まで気を遣う必要は全くありません!!
今後退職を考えている人に、少しでも参考になれば嬉しいです☆