辞めたい看護師が退職の前後にすべきこと
雇用保険についてのチェック
看護師が職場を辞めたいと考えたときは、あらかじめいくつか準備をしておかなければなりません。もちろん、看護師に限らずサラリーマンにも求められることです。看護師の仕事はいつでも人手が足りていない状態のため、サラリーマンよりは転職しやすい職業と言えます。しかし、どの職場も人手が足りていないからこそ厳しい労働環境を強いられる可能性が高く、魅力的な職場とめぐり合うには慎重に選んでいかなければなりません。そのため、仕事を辞めてからも自分自身の生活をきちんと成り立たせることができるよう、退職前からあらかじめ準備しておくべきことがあります。
まずは、雇用保険の確認。仕事を辞めてからは、失業給付を受け取ることができます。労働者としてのきちんとした権利ですので、必ず忘れずに申請してください。失業給付は、仕事を辞めた人がそのまますぐ受け取れるものではなく、手続きを行う必要があります。その際には、雇用保険被保険者証、職場が用意する離職票などを用意しなければいけません。特に離職票は、辞める前に必ず手に入れておきましょう。さらに、申請時には住民票、写真、印鑑も使います。申請はハローワークで行い、多少の時間がかかるものの、しっかり準備しておけば面倒にはならないはずです。
年金手帳を用意しておく
退職時は、年金の手続きもしなければならないため年金手帳を用意しておきましょう。年金手帳は、看護師が自分で保管しているケースと、病院側が預かっているケースとがあります。辞める前に病院に尋ねておき、預けているのであれば手元においておきましょう。注意してほしいのは、これらの手続きは退職翌日から14日以内に済ませなければならないよいうこと。仕事を辞めることで慌しい思いをすることになりますが、その中で忘れてしまわないよう準備しておきましょう。
また、結婚を機に離職する看護師もいるでしょう。結婚して扶養に入るのであれば、退職の手続き内容が少し変わります。通常、年金手帳、基礎年金番号通知書、印鑑があれば手続きができますが、扶養に入るのであれば夫婦の年金手帳、健康保険証が要ります。手続きの期間関しても、扶養に入ってから30日以内と定められています。仕事の手続きだけでなく、結婚にまつわる手続きもしなければならずばたつくため、気をつけましょう。
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