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男性看護師が辞めたいときすべきこと

男性看護師が辞めたいと感じてしまう原因

これまでは、看護師を「看護婦」と呼んでいたことからも分かるように、看護師業界は女性の数が圧倒的です。今も変わらず「看護師=女性」という印象は根強いののの、実際は男性看護師が増加傾向にあります。2008年~2014年には、男性看護師の数はおよそ1.5倍にまでなりました。あわせて需要も増加しており、精神科や療養病棟のように体力が必要な職場では、男性看護師を積極的に採用しています。女性看護師とは違い、結婚や出産、家族の転勤などに事情で辞めることがが少ないため、長期にわたって働いてくれる人材であると雇用する立場からも重宝されています。

需要もあり、ますます活躍する機会が増える男性看護師ですが、いざ現場に立つと辞めたいと感じる人もいます。もともと看護師業界は離職率が高いのですが、男性看護師は女性とは違った理由で辞めたいと感じることもあります。

女性看護師と共通の理由には、厳しいシフトが挙げられるでしょう。女性看護師に比べて体力があるとしても、日勤・夜勤が混在した不規則なシフトでは厳しいもの。体力のいる職場だからこそ、シフトによって心身へのストレスがさらに膨れ上がってしまいます。先述の通り、結婚や出産によって辞めてしまう人も多い女性看護師に比べ、家庭ができてからも変わらず働く男性看護師の場合には、シフトが家庭生活と密接にかかわります。続く夜勤や残業のせいで、子どもと顔を合わせることができない、新婚で夫婦水入らずの時間を作りたいのにそれもできないなど。そのため男性看護師の場合は、結婚や子どもができたタイミングで看護師を辞めるというよりも、余裕のある職場への転職を検討するケースもあります。

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